境界知能って本当かな

Youtubeを見ていたらこんな動画をみつけました。

見ると時間がかかるので、自分の印象によるあらすじを書きます。

この動画の配信者（本物の配信者は別にいるかもしれないが、登場人物のことを配信者と書いておきます）は、いわゆる境界知能(IQ85くらい)にあるそうです。

それで、ネットにあるIQテストをやってみたら100前後のIQとなっていました。

境界知能と判定したのは専門家で、面接によってそのような診断を下したということでした。

最後は、ネットのIQテストの信頼性について疑問を示す形で締めくくっています。

この動画を見て感じたことを書きます。

私には配信者の知能が境界付近であるようには見えません。

私が知能に問題があると感じる場合とは、話が全く通じない場合です。

絶対に考えを曲げない、同じことを繰り返す。

特定に団体にはこういう人が多いのですが、どこで間違ったのか、洗脳等の誤った教育を受けるとこうなります。

理屈で論破されても一旦沈黙した後に同じ主張を始める、例えば9条教の人はこんな感じです。

思考が完全に停止してしまっていると、頭が働かない。

体がなまるのと同様、知能がなまってしまうのでしょう。

上記の動画の人は、他人の話を受け止めているように見える＝境界知能には見えない、というのが私の感想です。

しかし、私は専門家ではないので、知能指数というものについて理解していません。

何となく知能指数は、地頭の良さを評価する指標のように感じていますが、そういう単純なものではないかもしれません。

私は、他人の地頭がいいなと感じる場合がしばしばあります。

そして受験能力に優れた人は地頭がいい場合が多いと思います。

地頭が特に優れていないと受験能力は上がらない、とそんなふうにも感じています。

しかし、地頭が優れていなくても、高等教育では、努力した分の成果は確実に上がると思っています。

高偏差値の大学に行かなくても、真面目にこつこつと努力すれば、地頭の良さに関わらず成果は上がる、とそんな感じです。

実務遂行能力については、更に、地頭に関係なく、工夫と努力によって能力と成果が上がると思います。

さらに言えば、地頭が良くても高学歴の道を歩まなかったと感じる例も多いと感じます。

逆に地頭が良くてもその後が悪くて結果が残念な人も目に付きます。

私にもかつて、そんな上司がいました。

某有名私立大学の理工学部電気工学科を卒業、地頭は素晴らしくいいはずなのですが、その後努力が足りなかったようで、技術的な議論でも話が通じませんでした。

交流はプラスマイナスどちらにつないでも変わらない←小学生か？片側接地してるんだが。

(一次遅れの図を描くと）そんなプロセスは実際にはない←プロセスの数式モデルの話をしてるんだが。

私は、こういう人をニューラルネット人間と呼んでいます。

ニューラルネットは、経験したことだけを学習し、自分で考える能力を持ちません。

だから、ここをこうすればこうなる、という議論はできるが、その理由は説明できない。

地頭が良くてもニューラルネットになってしまうと、話が通じません。

上記の動画の配信者は、地頭が良いのかどうかはわかりませんが、残念な人ではなく、知性が低いことはないように見えてしまいます。

こう思わせるのが狙いか？