IQは遺伝で決まるというのが学術研究の結果らしいです

先日、境界知能というのをテーマにした記事を書きました。

私は、受験能力は地頭の良さで決まり、その後は努力で決まる、というようなことを書きました。

しかし、学術的な研究では、私の説は間違っているようです。

養子縁組の多い米国社会で別々の家庭の養子となった双子を追ってみると、統計的には、子供の頃には、環境の差によってIQのスコアが影響を受けるものの、成長に従って、遺伝の影響が顕著になり、結局双子はどちらも同じようになっていく傾向があるということです。

これは心理学の分野のはなしなので、私は全くの専門外で、素人の決めつけによる説には説得力がありませんが、でも、結局は遺伝の影響が強い（80%は遺伝で決まる）、という結果になると、なんか面白くないなあ。

それって結局努力の結果が報われないっていくこと？

大人になってから努力して成功した人は、単に、花開くのが遅かっただけで、自分の努力でこじ開けた道、というのではないとか考えるとなんか残念だなあ。

でも、大学生ぐらいまでは成功していてその後落ちぶれてしまった人は、統計では、残り20%に分類されるだけのことか。

統計上の少数グループが目立てば私のように感じてしまう人がいてもおかしくありませんが、統計上の多数グループは、遺伝でIQが決まるというのは、何とも残念な感じがします。