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フリーウェアでほぼ済む

Windows 10の終了に伴いいろいろと議論がありますが、いちばん重要な点が議論されていないように感じます。
いちばん重要なのは、

(1)そのパソコンを使って何をする?
(2)そのパソコンを使ってどのような成果を上げる?

とこの2点に尽きると思います。

(1)は、(2)を含みますが、暇つぶしや趣味など、成果とは関係ない用途を主に考えて分けました。

(2)については、誤解というか誘導された意図的な誤解(騙しともいう)が蔓延していると思います。
たとえば、プレゼンテーションのような販売促進用文書を作成するというのは、手段であって目的ではありません。
どれだけ格好いいプレゼンテーション資料を作っても、結果に結びつかなければ自己満足でしかありません。
ですから、成果を上げるのが目的なのに、あたかもマイクロソフトPowerPointを使うのが目的であるかのような誤解を意図的に誘導する議論を見て、だます側の気持ちは分かる(同意はしない)ものの、騙される側には『本質分かってないなあ』としか感じません。

道具が全部揃わなければ何もできない、というのは最近特にありがちですが、昔からそういう人は一定数居たと思います。
これは、コンピュータプログラミングでは当たり前の概念なので、これもある意味正しいことではあるのですが、そんなこと云ったら原始時代は何物も生きることができないと云うのと同じです。
このような考えを念頭に置いて考えると、殆どのことはフリーウェアで完結します。

まず、プログラミング環境は、ほぼ全てがフリーウェアなので、計算用途なら、フリーウェアで完結します。

販売促進などのオフィスツールは、LibreOfficeやOpenOfficeで全部賄えます。
問題があるのは、リテラシーの低い人が作成した滅茶滅茶なMS Officeフォーマットの文書を開く場合にレイアウトが崩れることくらいでしょう。

このような問題にだけ焦点を当てて『互換性ガー』と云う議論は、本質とはかけ離れています。
そもそも、MS Officeは、競合を排除するために、ファイルフォーマットを判読しにくいようにしているとの指摘もあります(AutoCADにも同じ問題を感じるが)。
本質的に重要なのは、作成された文書や計算結果であって、それがどのようなツールで作成されたかは価値とは関係ありません。

インターネットブラウザーは、基本的には無料です。
かつては、Netscape Communicatorが有料でしたが、最近のブラウザで有料のものは知りません。
いまでは、Microsoft EdgeのLinux版まであります。
Linux版Edgeは、使ってみた結果、どんどん重くなるので、削除しましたが。

CADは、いまのところ、フリーで他人と仕事を共有できるようなものは見つかっていません。
とりあえず、Windows専用のJW-CADだけは、国内の建築業界ではよく使われているので、その中限定ならフリーと云えなくもないのですが、Windowsがフリーでないので、完全にフリーと云う訳ではありません。

特殊ソフト以外の、ほぼすべてがフリーウェアで実行可能になってしまったこの世の中は便利になったと思います。

しかし、残念ながら、ほとんどの人がそれを不便に使っているように見えてしまいます。

by mcap-cr | 2025-09-02 12:15 | コンピュータ関連 | Trackback | Comments(0)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。