スマホがないとWindowsが使えない？

昨日、ウィーン国立歌劇場の日本公演『フィガロの結婚』を聴きました。

いまはチケット8万超え．．．円安もあるししょうがないか．．．

と思いますが、この価格では決して黒字になることはありません。

ウィーン国立歌劇場は、国が産業として支援して、観光に来てもらうことでようやく成り立つものです。

黒字になるのは舞踏会だけだそうです。

という裏話のようなことは置いておいて、さすがに見事な演奏でした。

気になったのは、こういう有名歌劇場が来ると、いかにも物見遊山のような人が来ていて、変なところで拍手するし、中には携帯切らずに電話がかかってきた奴まで居ました。

8万超えのチケット買ってきてるんだから、こういうの1000万くらい罰金とって周囲の人に補償しろよ！

と思ったのは自分だけじゃないはずです。

むしろ日本の歌劇団のほうが、こういう物見遊山が来ない分いいような気がしてきました。

そう云えば、自分がここ何年間かで聴いた中で自分にとってベストのオペラは、小沢征爾塾の公演の『椿姫』でした。

有名とか、そういうのは、今は興味がなくなりました。

半世紀もかかってようやく自分のモノサシができてきたということなのでしょう。

次の演目の『薔薇の騎士』には、あの有冨萌々子さんも参加するそうです。

そちらのほうが楽しみです。

話は変わって、ミニPCのことについて書きます。

ミニPCかふつうのノートPCかは、多分関係ないのですが、Windows11は、もう素人の手に終えるものではなくなった感があります。

まず、ログインするのに一苦労です。

普段からスマホを使っていて、Microsoft Authenticatorをインストールしてあって、自分のマイクロソフトアカウントをAuthenticatorに登録してあれば、あまり問題ないでしょう。

自分の場合、自分のマイクロソフトアカウントをAuthenticatorに登録していなかったので、この手を使えませんでした。

アカウントにログイン名とパスワードだけで入れれば問題ないのですが（かつてはこれで良かった）、いまは、パスキーを入れろだの、自分には無理な要求が出てくるのでログインできません。

私の場合は、何度かやっているうちに、他のオプションが出てきたので何とかログインに至ることができて使えるようになったのですが、どうやったらそうなったのかわかりません。

スマホがないと、もうWindowsは使えない時代に来ているようです。

スマホがないと突然使えなくなってもどうしようもないという事態が目に見えています。

いままでの私のスタンスは、Linuxはいいよ．．．という程度でしたが、これが警告に変わりました。

Windowsは、まず、スマホがあって、Windowsに関する知識がないと使えないし、使えなくなってどうにもならなくなる危険性が極めて高いです。

個人ユーザーでパソコンに自信のない人は、すぐにLinuxに乗り換えましょう。

Windowsヤバすぎる。