カテゴリ:オーディオ一般( 184 )

オーディオマニアはトーンコントロールを使わずに音のフラットさを追求する傾向が強いと思います。
かつては、トーンコントロールのないプリアンプがあったりして、何のために使うのか分からずにいました。

- トーンコントロールを使うなんて格好悪い。
- アンプは元々の特性がフラットなのに、それがフラットでないのは、他がおかしいはずだ。

概ねこんなのがマニアの心理でしょうか?
私の場合、Stereo誌のオマケアンプを使っているときは、トーンコントロールが使えませんでしたが、今は、ヤマハのプリメインアンプを使っているので、トーンの調整が可能です。

昨年のオフ会で鳴らしたUP5D-CRは、高域が弱いユニットを使っていたので、もっといいユニットを使うほうがいいと言われましたが、トーンコントロールで補正してみると、これが悪くないです。
元の音に歪が多かったりすると、トーンコントロールを使っても歪を増減するようなものですが、高域が足りないのを補正するには、ユニットを変えるよりも、高域をブーストするほうが簡単です。
1本150円のユニットを折角使っても、高域が足りないと言って交換することを考えていましたが、トーンコントロールで自然に高域をブーストできるので、ハイエンドは伸びませんが、実用的な高音感を得ることができます。

こうやってみると、Stereo誌のオマケアンプでは、限りがあるのかな?
どこぞの掲示板では、Stereo誌のオマケンプにン十万円のプリアンプを推奨している人がいましたが、やっぱりアホかいなと思います。
オマケアンプは所詮オマケアンプで、基板むき出しのアンプを自作的に箱に入れるという楽しみ方が精々で、クォリティー的にはコスト・パフォーマンス比が悪いと思います。
アナログアンプのローエンド機種は品質がいいですね。


[PR]
by mcap-cr | 2018-06-17 18:31 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(1)

勝ち抜き戦

オーディオを趣味にしていると、機器や部品を比較して、良いと思うほうを採用する、ということがよくあります。

製品Aと製品Bを比較したら、Aのほうが良かったからBは脱落してAを採用。
しばらくして、Aを別な製品Cと比較したら、Cのほうが良かったから、Cに変更して採用。
さらに、Cを製品Dと比較したらDのほうが良かったからCをやめでDを採用...

こういうプロセスが続きます。

ところが、勝ち残った製品Xと最初のほうに脱落した製品Aを比較したら、『あれ...?』
自分の経験上こういうことは普通にあります。

こういうことを何度か経験すると、無理に比較するのはあまり意味のないプロセスだったのかも...と疑心暗鬼になります。

原因を考えてみると、いまと当時とでは条件が違うのかもしれないし、当時になかった知識や経験が加わって判断が変わったのかもしれないし、好みが変わっただけかもしれないし、そもそも、優劣を決定するほどの差がなく、不確かさの範囲内だったのかもしれません。

オーディオ装置のような機械でなくても、曲や演奏なんかは、最初に最高と思ったものがいつまでも最高ではありません。
最初のほうに棄却したものが、今では、最高の愛聴盤(CDの次のフォーマットでは盤なんて呼べなくなるかもしれませんが)になった、なんていうこともあり得ます。

結論はないのですが、数値で比較できないものの差は、こんなものなのかもしれません。
その刹那の判断基準で切ってしまっても、それが良かったかどうかわからないということでしょう。
あまり気にしないのがいちばんなのかもしれません。


[PR]
by mcap-cr | 2018-06-12 19:04 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)
これ本当に芋焼酎?

最近、地下鉄には、TVモニター型のディスプレイが付いており、コマーシャル等を流しています。
その中の一節に、上記の台詞があります。
その内容を勝手に意訳すると、
芋焼酎はクドくて不味いが、この製品は、スッキリとして美味い。
まるで芋焼酎ではないみたいだ。

こんなところではないかと思います。

私が学生のときは、福岡に住んでいたので、買う酒は、最もアルコール当量価格比(コスト・パフォーマンス比)の高い芋焼酎が主流でした。
当時は、さつまいも100%、一升で950円、アルコール度数35度だったので、これで日本酒2升分のアルコールを摂取することができました。
もちろん一人でこんなには飲めませんが。

他に、麦焼酎やそば焼酎もありましたが、値段が少し高めだったので、普段は芋焼酎でした。
慣れると、臭みは感じないし、味も癖がなくていいと感じるようになりました。
飲んだ翌日は、焼き芋を食った後のような感じでそれが悪くないと思いました。

その後、さつまいも100%の製品は見なくなり、アルコール度数は25%に下がり、価格も上がった、ということで、C/P比(正しくいえばP/C比)重視の私は、芋焼酎に手が出なくなりました。

ということで、最初の地下鉄内コマーシャルに戻ると、その製品は、芋焼酎の特徴を消すことで販売促進しようとしていることが見て取れます。

これって、芋焼酎の根本的価値の否定かもしれません。
すっきりした味の酒なんかいくらでもあるので、芋である必要性は感じません。

調理法なんかでも、素材の味を消すレシピはいくらでもあります。
生臭さを消す調理法も、生臭さを好む人に対しては、素材の冒涜かもしれないので、上記のように、芋焼酎の特徴を消し去った自称芋焼酎を完全否定する理由としては弱いのですが、多分、生臭さを好む人はすくないでしょう。
芋焼酎の癖と生臭さとが同等の人向けのキャッチフレーズが、

これ本当に芋焼酎?

なのでしょう。

同じような例は、オーディオの世界にもあって、有名なFostexのFEは、甲高くて癖のある音です。
『これって本当にFEの音?』
なんていう具合に調理してしまうと、FE本来の音が好きな人にとっては、その製品の否定になるでしょう。
嫌いな人にとっては、正しい調理方法なのだと思います。

私は、FEは広い部屋向けの製品だと思うので、狭い部屋用に無理に音作りをするのは、製品の否定なのかと思います。

こういう、癖を消すレシピというのは、その癖を好む人には、製品を冒涜する反則で、その癖が嫌いな人には、正しいレシピなのでしょう。

マーケッティング側で気をつけなければならないのは、否定にならないようにすることだと思います。

『芋焼酎ってこういう味わいもあったんだ』
とでもしておけば、本来の味の否定にはならないのだと思いますが、どうなんでしょう?


[PR]
by mcap-cr | 2018-05-31 19:17 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

騒音と音響

オーディオとは関係ないのですが、ちょっと古い記事を見つけました。

カラオケ居酒屋VS騒音で鬱になった住人夫婦 「受忍限度」めぐる法廷闘争に


[PR]
by mcap-cr | 2018-05-25 20:08 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

A-S300修理ウラ話

YAMAHA A-S300復活
という記事で重要な部分が抜けていたので、hiro-osawaさんに改めてお礼を述べますと共に、補足致します。
舌足らずの部分があり申し訳ございませんでした。

ことの顛末を簡単にまとめます。

遡ること、はや何年かな。
ガラパゴスの会と称して、高額アンプと安いアンプの試聴会をやりました。
私の結論は、思ったほどの差はないなあ...ということでしたが、その時に、安い方のアンプは、温まっていないので差が出たのではないかと感じていました。
しっかり温まっていれば、もっと差が少なかったのではないかと。

そんな話をhiro-osawaさんにしたところ、『それは有りうる』ということだったので、ちょっと実験を重ねました。
このあたりは、ブログの過去記事に書いています。

アンプの聞き分けは差が分かりませんでした
他このあたりの記事

肝心の記事は検索では見付かりませんでした。
何て書いたのかな?

私は度々書いているように電子回路の知識がないので、上記のもやもやっと書いているところでは、電子回路の修正は一切していません。
ところが、やりすぎて、チップを飛ばしてしまった。
hiro-osawaさんに伺うと、温度検知回路のことを言っておられました。
なるほど。
伝熱用グリスが付いているのは、温度測定のためだったのか...
ではちゃんと温度測定できないと、またやってしまいます。
ということで、とりあえず、チップ周辺の電圧でも測定してどこが壊れているか確認しておこうと思ったら、次はヒューズが切れました。
半導体は、焼き切ったら不導体になるのかと思っていたら、逆に導体になるのだと、hiro-osawaさんに教えて頂きました。
そこで、取り外して抵抗を測ると確かに抵抗がなくなっていました。
ああ、これでヒューズが飛んだのか、と納得。

チップは、現物に数字が記載されているので、同じものを探して購入しました。
しかし、電子回路を壊すつもりがなかったので、はんだ付けが必要になってしまいます。
基本的に電子回路を理解していないので、キットでないはんだ付けはちょっと怖いです。
そこでずっと止まっていました。
ついでに、電子回路でない部分で一改造しようかとよこしまな考えを持っていたので、それには手がかかります。
ますます億劫に。

と気がつくとはや数年...

思い立ってみると、元に戻すなら、チップのはんだ付け3箇所×4だけでいいことに気付きました。
内部の記録として撮影だけはしておいたので、とりあえずどこにどう戻せばいいのかは分かります。

で、やってみたら動いた。
自分がやったのはたったこれだけのことでした。

以上お粗末な顛末でございました。
hiro-osawaさん、アドバイスをありがとうございました。
舌足らずな記載申し訳ございませんでした。



[PR]
by mcap-cr | 2018-05-13 09:31 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

大は小を兼ねない

以前、加銅鉄平さんというオーディオコンサルタントの方が、4畳半の部屋に40cmのスピーカーシステムを置いても良いと書いて、同サイトの掲示板が炎上していました。
そのサイトは既に見られなくなっており、加銅鉄平さんのその後も不明のままです。

自分が、以前、間違って信じていたことに、オーディオにおいても大は小を兼ねるという主張があります。
上記の加銅鉄平さんの主張も正にそういうことだろうと思います。
しかし、経験を積んで、自分で考えるようになると、大が小を兼ねないことに気付いてきました。
いちばんの問題は、物理的なサイズです。
部屋に入らなければ、置くことができないので、これは問題外ですがそれだけでなく、大にはいろいろと問題があります。
まず、スピーカーシステムの場合、大きくなければ、20Hzのような、ハイエンドシステムに要求される低音は出ません。
もっと小さなシステムでも出せなくはありませんが、能率が低いので、無理やり出すとボイスコイルを焼き切ります。

もうひとつ問題なのは、40cmとかの大型スピーカーユニットを使ったシステムは、音場感がおかしくなることです。
小型の音場感が良い、という相対的な話とは別に、大型ユニットを使ったマルチウェイシステムは、左右が分かれる程度のパフォーマンスしかありません。
自分の経験では、大型のスピーカーシステムは、シンプルなステレオ収録した音源が中抜けしますが、マイクをたくさん使って個別に収録し、音量差で左右に振り分けた、いわゆる、マルチ・モノ録音の音源を上手に鳴らします。
これは、実際に比較して体験しないと想像できない差です。
スピーカーの場合、大きいほうが有利なのは、大音量時の歪の少さと低音側まで周波数特性を平坦にできることで、逆に、リアルな立体音響の再生には小さいほうが有利です。

こうした差は、目的に合わせた使い分けが良いのだろうと思います。

アンプの場合も、大出力は小出力を兼ねそうですが、大出力アンプを小出力で使うと、直線性が悪くなるので、小出力で使うには小出力のアンプのほうが有利です(クォリティが大差ない場合)。
もちろん歪みだらけの小出力アンプを使ってもダメですが、大手メーカーの標準的なローエンドアンプを使えば問題ありません。

プレーヤー等の再生系は、設置スペースが許せば、大が小を兼ねるでしょう。

いまのところ、大と小は、目的に応じて使い分ける必要がありそうです。
[PR]
by mcap-cr | 2018-05-12 19:40 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)
数年前に自分で壊して、先日自分で修理したヤマハのA-S300について書きます。
壊した理由は、温度を上げすぎた焼き切りでした。
アンプの主役はパワートランジスタなので、これが適切な温度まで温まっていなければならないはずだということで、温度を上げようとしたのが上がりすぎてしまったというなんともお馬鹿な失敗でした。
いまは、オリジナル設計に戻しているので、パワーチップの温度は低すぎるはずですが、それでも、スィッチを入れてしばらく鳴らしていると、音が柔らかくなったように感じます。
これとは別に、居間に置いてあるアキュフェーズのP-350という古いパワーアンプは、なかなか温まった感が伝わってきません。
最高出力が片チャンネル150Wもあるのに、蚊がなくような音で鳴らしていたのでは、チップが温まるはずもありません。
こういうのは、まったく不適格な使い方なので、反省していますが、購入当初は、アンプが良ければ音がグレードアップすると信じていました。
確かに、ミニコンのアンプと比較すると、バックロードホーンでの低音の出方がまるで違った(多分ブラインドで分かるレベル)ので、それも正しいのだと思いますが、A-S300のようなちゃんとしたアンプと比較すると、その差もあまり出ないのかもしれません。

長岡先生が書いていた評論記事を思い出すと、こんな記述がありました。
『アンプを重ねると下のアンプのほうが音が良い』
その理由付けとして、『しっかり重しをすると音が良くなる』という説を出していました。
私は、アンプに重しをしても音が変わるとは思えないので、『下のアンプの放熱が妨げられてパワーチップの温度が上がった』ことが原因だと思います。
別な記事には、『消費電力の大きなアンプのほうが音が良い』とも書かれていました。
これもパワーチップの温度上昇の原因になるはずです。
やっぱり、アンプは適度に温かいほうが音がいいと感じられるのかもしれません。

長岡語録にこんなのもありました。
『小出力の使い方には小出力のアンプが有利である』
やっぱり、出力の小さなアンプが必要なのでしょう。
ウォーミングアップできるだけでなく、直線性の良い出力で使えるというメリットもありますし。

アンプ選びって重要ですね。
決して高価なアンプを選ぶ、という意味ではなく。



[PR]
by mcap-cr | 2018-05-08 19:31 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

A-S300が復活してから

全く違う話題ですが、5月4日(金)は、「集まれ!塩ビ管スピーカー」さんのオフ会があります。
会員である私も参加したかったのですが、残念ながら仕事で参加できません。
このブログをご覧の方は、お時間がありましたら覗いてみてください。
あまり面倒な規約のない楽しい会だと思います。


さて、
壊してお蔵入りさせていたヤマハのA-S300プリメインアンプを、先日修理してから、音楽を聞く機会が多くなりました。
それまでは、LXA-OT1という基板アンプに頼っていました。
LXA-OT1は、アンプ基板のスペックは5W×2チャンネル出力のデジタルアンプですが、電源能力分しか出力できないので、実際にはもっと出力が低いと思います。
- デジタルアンプは、仕様を超える出力が全く出ない
- アナログ半導体アンプは、仕様を超える出力では歪が増える
- アナログ真空管アンプは、仕様を超える出力で、歪が増えるが半導体アンプより歪の増え方がなだらかになる
という特徴があるため、クラシック系の曲を聴くには、小出力デジタルアンプでは、どうしても無理なところがあります。
A-S300は、ローエンドプリメインアンプですが、出力は片チャンネルあたり60Wあります。
左右独立アンプ回路など構成は上級機と変わらず、音は更に高級機とも大差ありません。
大差あるかないかを決めるのは使う人ですが、大差あると主張する人に限ってブラインドでは違いを判別できないだろうなあ(独り言)。

私個人の見解として、簡単に正統的なアンプの差を判別できる要件は、動的な電流供給能力の差を出せる条件で運転するかどうかだと思っています。
自動車でいえば、日光いろは坂みたいなところを猛スピードで走らせて比較するとか、そういう極端な条件でないと、アンプの差は判別しにくいと思います。
ただ、高級機の一部には、ヘンな色付けをしたアンプが混じっていることもあるようで、ちょっと前のオフ会で使用した高級アンプは、低域がカットされていました(本当に困って別のアンプに換えたらちゃんと低音が出た)。
低音が出ない高級機って何だよお~。
正直いって、こういう高級機を買うのは、カネを捨てるようなものです。
絶対におすすめできるのが、数々のローエンド機種です。
例えば、上記のように低音をカットしたりとか音作りをするのには、余分なコストがかかるので、ローエンド機には音付けされません。
音作りをすると特定の層にしか売れなくなるので、音作りした高級機はマーケットが小さくなり、それゆえ価格を上げなければいけません。
いわば、高級食材を不味く調理した料理に大枚をはたくようなものです。
ローコスト機は、高級ではないがちゃんとした食材を最低限の調理法で料理した料理を安く頂くようなもので、素材の性能そのままです。
結果として、上記のようにローエンド機のほうが、ヘタな高級機を凌ぐ性能を発揮するなんていうことがあります(スピーカー再生技術研究会のオフ会に参加した人なら知っていることです)。

ノウガキは置いておいて、こうした味付けのないアンプで聴くと音楽が生きています。
基本性能に忠実なアンプのほうが音楽も生き生きと聞こえるんだなあと思います。
付け加えると、ちゃんとしたメーカーの高級アンプは基本に忠実で、高性能ですので、一部の怪しい製品に惑わされないほうがいいです。

明日からちょっとだけ茨城に出張します。
ちょっと懐かしいところです。


[PR]
by mcap-cr | 2018-04-30 19:36 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

環境で音の変わる要素

私以外にも、いつも聞いている音が変わると感じる方がおられるので、装置と関係なく音が変わる要素について書いてみます。

  1. 気分の問題。特に考え事をするとその考えの内容が脳にノイズを与えて耳からの情報に余分な情報を与える。
  2. 外のノイズ。食器洗浄機が動いている。エアコンの風音が聞こえる。洗濯機の音が聞こえる(特に乾燥機)。ナドナド、脳に刺激を与え、聴覚を狂わせます。
  3. 腰が痛い、背中が痛い、頭が痛い、足が痛い、熱があるなど。
  4. 実は聞いている曲が違っていた。
  5. カーテンのかかり方が違う。窓が開いている。荷物の置き場が違う。
  6. 自分の聴取位置が違う。椅子の高さが違う、頭の向きが違う、など。
  7. 眠い。
  8. 今日は、この曲の説明を読んだら意外なことを知った。
  9. 曲や演奏者について、何らかの情報を得た。
  10. 寒い、暑い、湿気ている、極度に乾燥しているなど。
  11. スピーカーシステムの位置や方向が変わった。
  12. 部屋に別な人がいる。幽霊がいる。
  13. 先程戦闘機が爆音で上空を通り過ぎた。
  14. 消防車の音が不安を煽る。
  15. 明日締め切りのことがある。
  16. パソコンが点いている(結構うるさいです)。
  17. 照明が明るい、暗い。耳以外から情報が入ると、脳での情報処理に影響を与えると考えます。聴覚はいちばん刺激が弱いので、最も影響されやすいと思います。
  18. 臭い、いいにおいがする。
  19. 空腹である、満腹である。
  20. 髪の毛が耳の穴を覆っている。
  21. 今日は耳糞掃除してない。
  22. 鼻が詰まっている。
  23. のどが渇いた。
  24. ビール飲んだ、酒呑んだ。
  25. 風呂から出て髪の毛乾いていない。


なんか、いっぱいあります。

同じ条件で聞くほうが難しいです。

そりゃー毎回音が違って聞こえるわけです。


物理的には、湿度によって、振動板の質量が変わる、ふやけて面積が増える、温度や湿度の差でヤング率が変わる、電線の抵抗値が変わる(ボリウム位置の誤差よりずっと小さいと思うが)、ダンパーによる減衰係数が変わる、温度が違うと空気の密度が変わる...

いろいろ考えられますが、最初に書いた25項目のほうがずっと影響が大きいと思います。


こういう不確かさの中で判別できる音の違いってものすごく大きな違いだと思います。

装置の中で、唯一スピーカーシステムだけは、目をつぶっても高い確率で聞き分けられる違いがあります。

やっぱり、違いが大きいのはスピーカーシステムなのでしょう。

良し悪しは別なのですけどね。




[PR]
by mcap-cr | 2018-04-25 19:26 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(6)
2012年に購入し、実験失敗で壊したまま放置してあったヤマハのA-S300というローコストアンプをこのほど修理したので、改めて聞いてみました。
自分の部屋はものがごちゃごちゃ置いてある洋室6畳間なので、オーディオには良いとはいえません(悪いとは自信を持って言える)。
ですから、お世辞にもいい音で鳴るわけではありません。
しかも、スピーカーシステムが自作のPUP5D-CRという特殊な音場型のタイプです。
一般的な使用条件とはかけ離れています。
PUP5D-CRは、8cmスピーカーユニットを片側6本も使ったタイプなので、低音はモリモリと出ますが、使っているユニットの高域が寂しいので、6本使いによる干渉と、相対的に盛り上がった低音の効果で、蝶感上は高音域が不足します。
このユニットは変更を計画していますが、工作が面倒なので、このアンプの修理と同じく放置になっています。

A-S300には、トーンコントロールが付いています。
自作スピーカーの寂しい高域をトーンコントロールで最大まで補正してみました。
ハイエンドが上がったようには聞こえませんが、思ったよりもよく効きます。
トーンコントロールは、自分の耳に自信がないとフラットで使ったりバイパスしたりしがちですが、こうやって使ってみると、なかなか便利です。

A-S300には、ソースダイレクトのボタンもあるので、これでも聞けますが、トーンコントロールをフラットにしたのとの差は、ブラインドでは聞き分けが難しいと思います。
トーンコントロールがあるってやっぱりいいですね。

修理完了して音が出るようになるとうれしくて、ついつい聞いてしまいました。
小音量では、STEREO誌のLXA-OT1と大差ありませんが、音量を上げると、LXA-OT1では潰れてしまう音もしっかりと出てきます。
LXA-OT1は、出た当初はセンセーショナルで、某掲示板では、セパレートのプリアンプと組合せて使えるなんていう人もいました(どうぞどうぞ)。
私が使った感じでは、LXA-OT1は、狭い部屋でも音量を上げるとフォルルテシモで破綻するので、クラシックにはいささか厳しいです。
A-S300では、こういうことがなく、数十畳の広い部屋でもフルレンジスピーカーシステムを駆動する場合にパワーが足りなくなることはないでしょう。
30〜40Hzくらいの低音域であれば芯が強くしっかりと出るので、セパレートアンプに替える必要性は感じません。
セパレートアンプが必要なのは、低域をフラットにするためのサブウーファーを駆動する場合に限るでしょう。
フルレンジでは、20Hzまで再生することは普通ないので、ローコストプリメインアンプで全く問題ありません。
フルレンジで20Hzまで再生しようとしてデジタルイコライザーでフラットにすれば、スピーカーユニットが断線するだけの話です。

何を書いたかわからなくなりましたが、音色は、ブラインドだったらもうちょい高級機との差は見つけにくいので、結論としては、私のような集合住宅住まいには、これで十分。
騒音問題の発生しない郊外の広い住宅で、よほどの使い方をしない限り、これより高価なアンプは必要ないと思います。
逆にこれより更にローコストでも使えるものはたくさんあると思うし、
むしろ、変に音作りした高額機のほうが性能は悪いと思います。

いまや、ローコストは、高級機と実用的な差がほとんどないほど高性能だと思います。


[PR]
by mcap-cr | 2018-04-22 19:04 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR