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フランス旅行(8)

まず最初に私信です。
下記記事の最後に、TR130eの最初のモデルを差し上げます、と書いたら、ある方から聞いてみたいという連絡を頂きました。
https://mcap.exblog.jp/238726289/
しかし、記載されたメールにメッセージを送っても連絡が着きません。
ジャンク扱いされたのかな?
迷惑メールも含めご確認ください。
お待ちしています。


今日夜は、東京音楽コンクール金管部門の決勝です。
前回の弦楽部門では、表彰式を見てみたいと思いましたが、翌日早朝から仕事だったので諦めました。
今回は、明日の予定がないので、表彰式も見てみようと思います。
結果発表が公演終了の45分後だと思いますので21時半頃に終了でしょうか?
どんな感じなのでしょう?
夜遅くなるので記事は明日書こうと思います。


話は変わって、リンゴ酒の製造所を見学しました。
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続いて田窪保恭治さんの林檎の教会です。
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田窪恭治さんは、日本人でありながら、フランスの小さな教会を立て直すために10年かけて中を仕上げたそうです。
田窪恭治さんについては後日談があるのでまた書きます。

この日は、バイユーのお屋敷のようなホテルに宿泊です。
もうちょっと早くついてバイユーの観光をしたかったのですが、バイユーは、お屋敷に泊まって終わりです。
部屋から見た景色です。
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朝は、光が綺麗です。さすがにフランスだけのことはあります。
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朝焼けです。
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少し時間が違うと光が全然違います。
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泊まった部屋は、この屋敷の正面真ん中3階でした。



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by mcap-cr | 2018-08-31 12:10 | 旅行 | Trackback | Comments(0)
弦楽部門の決勝です。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を一度に別なソロで2回聞けることってありませんよね。
そこにシベリウスのヴァイオリン協奏曲も加わります。
忘れてはいけないのがバルトークのヴィオラ協奏曲です。
バルトークは地味な印象を持っていますが、今回はソロが特別です。

さて、どうだったでしょうか?
出場順です。

北田 千尋(ヴァイオリン) KITADA Chihiro, Violin
 P.I.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

高木 凜々子(ヴァイオリン) TAKAGI Ririko, Violin
 P.I.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

有冨 萌々子(ヴィオラ) ARITOMI Momoko, Viola
 B.バルトーク:ヴィオラ協奏曲 Sz.120 シェルイ補筆版

関 朋岳(ヴァイオリン) SEKI Tomotaka, Violin
 J.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47

8月29日(水)18:00開演
東京文化会館 大ホール
指揮:大井剛史
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

まずは、北田さんのチャイコフスキーです。
流石に上手で、チャイコフスキーを美しく技巧的に弾きます。
オーケストラは、ちょっと合わせにくかった感じです。
チャイコフスキーは、今風に云えば、LGBTだったという話を聞きますが、作品にはちょっと抑鬱のイメージがあり、演奏は難しいのだと思います。
北田さんはさらっと美しく弾きましたが、松脂がぶっ飛んで目を開けていられないくらいに弾いてほしいと思うところがありました。
個人的な感想では、北田さんには、もっと只々美しい曲を選んでほしいと思いました。

次が高木さんのチャイコフスキー。
高木さんは、女性ですが、背がすらっと高く、弾いている姿も格好いいです。
いかすという表現が似合います。
先程感じたチャイコフスキーへの違和感をぶっ飛ばして私のイメージ通りに演奏してくれました。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、私のお気に入り曲ではないのですが、上記の懸念をすべて埋めてくれて、チャイコフスキーの真髄を聞かせてくれました。
Brava!!!

休憩をはさんで、有冨さんのバルトークのヴィオラ協奏曲です。
衣装も凄いですが、ヴィオラの魅力が全開です。
ちょっと凄むような低域から輝かしい高域まで余すところなく聞かせてくれます。
有冨さんの演奏を聞いてから、実は、ヴィオラはヴァイオリンよりももっと可能性がある曲なのではないかと感じるようになりました。
バルトークの曲は、そんなに耳に心地よい曲ではなく、いわゆる名曲というカテゴリとは違うかもしれませんが、そんなことは関係ないです。
とにかくヴィオラの魅力を余すことなく聞かせてくれました。
Brava!!!

最後は関さんのシベリウスです。
関さんは、豹柄の色違いのような風呂敷のようなちょっと変わったいでたちで登場。
チューニングもしません。
絶対音感で合わせてきたようです。
他の方は、オーケストラ側に合わせて微調整するのですが、関さんは絶対の自信があったのか、あるいは、緊張してしまったのか。
シベリウスのヴァイオリン協奏曲は、いわゆる名曲の中ではあまり一般向けではないかもしれません。
この曲は、フィンランドという、冬は真っ暗な日が続く、森と自然に恵まれた環境を想起させる名曲だと思います。
そして、オーケストレーションまで含めて非常に完成度が高い曲だと思います。
その完成度の高い曲を見事に聞かせてくれました。
小さな音から大きな音まで弾き分けますが、特にピアニッシモが見事。
音の輝き、散乱する音、という点では別カテゴリーのヴィオラを除く全参加者の中ではピカイチでした。
シベリウスをシベリウスらしく魅力を最大限に聞かせてくれました。
Bravo!!!

私は有冨さんのヴィオラを聴衆賞に1票。
女房も同じでした。
正直云うと、高木さん、有冨さん、関さんは、甲乙付け難く、どういう順位になっても納得という感じでした。

審査結果は、

 第1位 First Prize
 関 朋岳(ヴァイオリン) SEKI Tomotaka, Violin

 第2位 Second Prize
 高木 凜々子(ヴァイオリン) TAKAGI Ririko, Violin

 第3位 Third Prize
 有冨 萌々子(ヴィオラ) ARITOMI Momoko, Viola

 入選 Finalist
 北田 千尋(ヴァイオリン) KITADA Chihiro, Violin

 聴衆賞 Audience Award
 高木 凜々子(ヴァイオリン) TAKAGI Ririko, Violin

最も価値ある(と思う)聴衆賞は高木さんでした。
しかも二位入賞!
おめでとうございます!
人気演奏家として引っ張りだこになる姿が目に浮かびます。

表彰は聞いていませんが、多分聴衆賞はかなり割れたのではないかと思います。

本物の一位は、関さんでした。
二次予選を聴いたときには、関さんに一位になってほしいと思っていました。
本選でも、関さんは圧倒的なパフォーマンスを聞かせてくれました。
華のある高木さんとは対照的にちょっと地味ですが、オーソドックスな感じで素晴らしかったです。
おめでとうございます。

有冨さんは三位。残念でした...
本当に残念です。
一位をとってほしかったです。
私の投じた聴衆賞でも及ばず。
一位から三位までは、正直いって甲乙つけがたかった(しつこく書きますが)です。
でも、三位おめでとうございます。

北田さんは、ファイナリストとして入選。
パガニーニとかモーツァルトとか選んでくれたらもっと違う結果になったと思います。
弦楽部門は比較的選択の自由があるので、選曲も重要だと思います。

皆さん、感動をどうもありがとう御座いました。


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by mcap-cr | 2018-08-30 06:25 | コンクール | Trackback | Comments(0)

フランス旅行(7)

これから東京音楽コンクール弦楽部門の決勝です。
どうなるのでしょうか?遅くなるので明日記事を書こうと思います。

話は変わって、今回の旅行は、ノルマンディとブルターニュを訪ねる旅でした。
途中でこんな小さな村にも立ち寄りました。
ディープシュルメールという本当に小さな村です。
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相変わらず教会は立派です。
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聖人テレーズの写真を展示してありました。
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聖人テレーズが子どものころから大人になるまでの写真です。
残念ながら、聖人については詳しくないのですが、カトリック教徒の女房によると、立派な聖人なのだそうです。
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続いてブブロン・オン・オージュ村です。
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この地方の旗がいいですね。
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こちらで昼食。

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背中側が調理場だったので、熱いです。
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ちょっとしたフランス料理でも結構美味でした。

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立ち寄った村そのものはあまり見るところもなく、異国の雰囲気を味わっただけでした。



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by mcap-cr | 2018-08-29 16:48 | 旅行 | Trackback | Comments(2)
昨夜、声楽部門の決勝が執り行われました。
声楽部門は毎回ある訳ではありませんが、あるときには楽しみにしています。

8月27日(月)18:00開演
東京文化会館 大ホール
指揮:現田茂夫
管弦楽:東京交響楽団

出場順です。

森野 美咲(ソプラノ) MORINO Misaki, Soprano
 G.F.ヘンデル:オラトリオ「サムソン」より “輝けるセラフたちに”
 G.ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」より “どんな衣装か知りたいでしょう”
 G.ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」より “フランス万歳!”
ヘンデルは小編成、トランペットのソロとの掛け合いのようになります。
歌唱とは別に、トランペットにも注視して聞きました。
先週金曜に金管の失敗できない大変さと目の当たりにしたので、プロのソロはどうやって乗り切るのか気になっていました。
プロでも金管はやっぱり大変なようです。
森野さんの歌唱は美しいです。
このままでも海外のオペラで活躍できそうですが、そこは実力者揃いの業界では簡単ではないのでしょう。
全体を通した、負荷バランスの配分も見事です。
女房の一押しでした。


小堀 勇介(テノール) KOBORI Yusuke, Tenor
 G.ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」より “ああ、試練など何処に?”
 W.A.モーツァルト:レチタティーヴォとアリア “哀れな男よ!夢か現か~あたり吹くそよ風よ” K.431
見事な声量で最初から飛ばします。
モーツァルトでは、やや抑え気味、声質を変えながら歌い切ります。
拍手喝采。応援団も多いようです。
見事でした。

種谷 典子(ソプラノ) TANETANI Noriko, Soprano
 G.ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」より “あの騎士の眼差しに”
 A.トマ:歌劇「ハムレット」より “私も遊びの仲間に入れてください”
声質は滑らかで最高音よりやや下側の声がとくに美しいです。
安定感あり、見事でした。

ここで休憩

宮地 江奈(ソプラノ) MIYACHI Ena, Soprano
 R.シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」より “偉大なる女王様”
小編成オーケストラでの勝負です。
最初はヴァイオリンなど擦過音系の弦楽なし???管楽で勝負。
シュトラウスは、弦楽が加わりましたが、ごく少人数です。
歌唱と交じると弦楽が聞こえなくなります。
この作戦どうなんだろう?
聴衆を味方につけるにはいい作戦とは思えません。
こういう味も出せるよ、ということはすごく分かりました。
もちろん素晴らしいのですが、私のような素人には、ノリノリにはならない一抹の寂しさがありました。

ザリナ・アルティエンバエヴァ(ソプラノ) Zarina ALTYNBAYEVA, Soprano
 G.ヴェルデイ:歌劇「椿姫」より “ああ、そは彼の人か~花から花へ”
 C.グノー:歌劇「ロメオとジュリエット」より “私は夢に生きたい”
ヴェルディのトラヴィアータを歌い切る、見事すぎます。
ここまでくると、人間音響兵器、音楽兵器と言って良いでしょう。
戦わずして相手の戦意を喪失させるかもしれません。
ロンドン大学で学んだそうですが、なぜ東京の舞台を選んだのか?
ジュリエットも見事。
圧巻です。
欲を云えば、もう少し味が欲しかったです。
声楽家としての器は圧倒的、パフォーマンスも圧倒的、そこにもう一味あったら世界中でも右に出る人がいなくなるかもしれません。

結果は、
一位と聴衆賞 ザリナ・アルティエンバエヴァさん
二位(2名)
小堀祐介さんと種谷 典子さん
3位はなし。
入選は、森野さんと宮地さん

二位は甲乙つけがたく、レベルが高かった、ということでしょう。
ザリナさんがいなければ、一位が2名だったのかな?

皆さん、素晴らしい歌唱をありがとう御座いました。
今後のさらなる活躍を期待します。

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by mcap-cr | 2018-08-28 06:35 | コンクール | Trackback | Comments(0)

フランス旅行(6)

先週は、仕事はぼちぼちでしたがスピーカー製作と東京音楽コンクールを聴くのに忙しい週でした。
今週も東京音楽コンクールの決勝戦が月(声楽)・水(弦楽)・金(金管)それぞれ18時からとあるので、途中になっていた旅行の記事を書きます。
今日は、声楽の決勝戦ですが、終わるのが遅いので、そちらは明日書こうと思います。

オンフルールに戻ります。
ここは、音楽家サティが暮らしていたそうで、サティの家が博物館になっていますが、
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当日はお休みでした。
オンフルールには、木造の教会がありこれがなかなか立派なものでした。
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オルガンは小さめなので、再低音までは出ないと思いますが、通常の石造りの聖堂との音の違いを聴いてみたかったところです。

この後ブーダンの美術館に行きました。
写真はとれませんが、いい作品が結構ありました。

オンフルールは、この日まででした。


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by mcap-cr | 2018-08-27 17:04 | 旅行 | Trackback | Comments(0)

UP4D-PR ver.2の製作(7)

先週は、仕事は調整したものの、東京音楽コンクールの二次予選を月・水・金と全部聞いてしまったので、工作のほうはなかなか進みませんでした。
遅い工作ですが着実に進めたので、昨日ようやく音が出せる状態になりました

途中の状態の写真を載せます。
まずは、最終組立前の構造がよくわかる状態です。
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左側の2本が、共鳴管の下側の部分、同じように見えますが左右対称です。
今回の作品は、木口が見えるので、左右同じだとバランスが悪く、対称に製作しました。
右側の横になっているのが本体部分、共鳴管の上側で、こちらも左右対称です。
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今回ははんだ付けはありません。
端子を使った圧着接続になります。
内部配線は、単線なので、端子から抜けにくいよう、折り曲げています。
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端子は、スピーカーユニット専用のものではないので、スピーカー端子にはゆるゆるです。
プライヤーで潰して端子の嵌り具合を調整します。
最初は手こずりましたが、慣れると何とかなりました。
折り曲げを同時に潰さずに片側ずつ潰します。
軽く潰したら嵌めてみて抜けなくなればOKです。
入りにくかったらフラットのドライバーを押し込んで少し拡げ、拡げ過ぎたら潰すという繰り返しです。
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いちばん困ったのは、スピーカーユニットの裏側のナットの取り受けです。
今回は、フランジナットとボルトで留めることにしたのですが、共鳴管から手を突っ込んでも、中が狭い上にマグネット邪魔をするので、ナットが手からこぼれ落ちてマグネットにくっついてしまいます。
指2本でつまむことができないので考えたのが、この、養生テープでナットを指に仮留する方法で、大変でしたが何とかできました。
素直に木ねじ留めにすれば良かったと本当に後悔しました。
しかし、同時にM4の爪付きナットにしなくて良かったと思います。
スピーカーユニットのフランジの孔が小さいので、M4だったら精度が出せなかったと思います。
今回はM3のボルトナット留めなので、何とか組み立てられました。
M3の爪付きナットがあれば良かったかもしれません。
M3はアマゾンでは見付かりますが、ホームセンターでは見たことがありません。
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いよよ完成です。
右側は、裏側です。

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本日いよいよ本格的に試聴です。

いいのは室内楽の弦楽器です。
弦楽器は、前後左右高さがよく分かり、まさにホールで聞いている感じになります。
先週の東京音楽コンクール二次予選では、声楽を含む楽器ごとの、音の出方と音場も観察していました。
そこで分かったことは、
(1)弦楽器は胴からの音が支配的なので、指向性なく音が放散する。また、弦の擦過音など、音が輝かしく散乱する。
(2)声楽は意外に指向性が強く、正面からずれると音圧や周波数特性が変わってくる。ホールでは、多くの人がいろいろな方向を向いて歌うので、どちらが正面か分かりませんが、背面からの反射音はあまり感じませんでした。
(3)金管楽器は、本体からの音が強いですが、特にホーンからの放射音が支配的なので、反射音が強く出る。トランペットやトロンボーンは正面を向くことが多いが、テューバなどは、高音は天井からの反射音が強い。

UP4D-PRで聴くとオペラのアリアは、オーケストラ部分は拡がり、独唱部分は、横の拡がりと同時に指向性を感じます。
結果としてオペラのアリアもとてもいいです。

教会で収録された合唱は音が広がって素晴らしいですが、オルガンの低音は出ないので、その部分が食い足りなく残ります。
これは、想定の範囲内です。
1本の普通の共鳴管は、長さだけで最低周波数が決まるので、これは文句を云うことではなく、物理的に正しいことです。
不足する低音は、サブウーファーで補うのが正しい使い方でしょう。

録画しておいた花火を聴くと、これはなかなかです。
低音が弱いので軽い音ですが、パチパチ弾ける部分はリアルです。

では、全体としてどうか、というと、第一号機の経験があるので、すべてが想定の範囲内でしたが、音楽ファンが聞いたらビックリするでしょう。
今回は、Stereo誌ムックの高級ユニットを使ったとはいえ、音は一級品です。
オーディオマニアの嗜好特性は分かりませんが、音楽ファンとか、演奏家自身が聞けばハイエンドよりいいと思う人もいるかもしれません。
ハイエンドでも出せない音であることは間違いありません。

Stereo誌ムックのこのユニットは、こういう後面開放に近いシステムよりも、背面に負荷を掛けて低音を絞り出すシステムに向いているかもしれませんが、こういう単純な構成でも十分使えるようです。
ちなみに、今回は、4Ωユニットをシリパラ4Ωで使っています。

後記
これを作ってしまってから、置く場所がないことに今更ながら気付きました。
TR130eの最初のモデルを処分しよう(差し上げよう)と思いますので、聞いてみたいと思う方はホームページの問い合わせフォームからご連絡ください。
発送はできませんが、クルマなどで取りに来られる方歓迎です。


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by mcap-cr | 2018-08-26 16:51 | 工作 | Trackback | Comments(2)

UP4D-PR ver2の製作(6)

前回の記事以降、仕事の予定以外は東京音楽コンクールを聞きに行っているので、工作はストップしていますが、書かなかったことを含め、写真も載せました。
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地肌への#240ペーパー掛けです。
触った感じはよくなるのですが、細かいささくれがなくなりません。
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合板の途中に空洞を発見したので爪楊枝を突っ込んで塞ぎました。
この空洞は、スピーカーユニットの取付穴まで貫通していました。
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ユニットの取付穴は三角定規を使って位置を合わせます。
見た目で合わせてもなかなか思ったようになりません。
孔の配置は格好悪いですが、ネジが通らなくならないよう慎重に位置を決めます。
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ワシン水性クリヤーのコーティング後感想させている状態です。
地肌にささくれがあると、コーティング時に泡立ちやすくなります。
目立つ泡が残る場合にはペーパー掛けして重ね塗りします。
手前の霧吹きは、器に出した水性クリヤー剤に刷毛を突っ込んだものが、乾燥待ち中に固まらないよう、ビニールで密封するときに中に霧吹きするために使ったものです。
こうすると乾燥を防止できます。
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接合フランジに水性クリヤーをコーティングした状態です。
フランジは1層だけのコーティングです。
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フランジが、組立時に本体にくっついてしまうのを防ぐための紙製のガスケットです。
気密漏れを防ぐ目的はなく、単に、塗料が接着剤と化してしまったときにでも解体できるようにするのが目的です。
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紙フランジはこんなふうに取り付けます。
孔は、ファイリング用のパンチャーで開けます。
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今回、内部配線に使用する電線です。
電話線やインターフォン向けの細い単線です。
これが一番安かったので購入しました。

ところで、あとは、配線と最終組立だけになったのですが、ユニットが4Ωであることを思い出しました。
4本をシリパラで接続すると4Ωになります。
オーディオを始めた頃は、8Ωが当たり前だったので、ちょっと抵抗があります。
いまはアンプが低インピーダンス仕様になって4Ωが標準ですが、使っているヤマハのA-S300は、背面に4Ωと8Ωの切り替えがあって、いまは8Ωになっているので、切り替えが面倒です。
パラレルで16Ωにするか、シリパラ4Ωにするか...
接続が簡単なのはシリアルの16Ω接続です。
どうしようかなあ...


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by mcap-cr | 2018-08-25 16:33 | 工作 | Trackback | Comments(0)
昨日は、東京音楽コンクールの金管部門を聞きました。
その後すぐに乃木坂までルーヴル美術館展を見に行ったのであまり詳しくコメントしませんでした(地下鉄の中でスマホで書いてみた)。
今日改めて感じたことを書いてみたいと思います。

金管部門の二次予選は、しくじりの多少が結果を制する

ということです。
金管楽器は、失敗すると素人にも分かるので、失敗が目立ちます。
そもそも金管楽器は、音を出すだけでも難しいようです。
思い返してみれば、40年前、当時日本最高のオーケストラといわれていたNHK交響楽団の金管はしくじりが目立ちました。
ブブブと詰まってしまったり、それを盛り上がったいいところでやるので、これが日本最高では...と思っていました。
『くるぞ、くるぞ...ああやっぱり...』
こんな感じだったので、しくじらない海外のオーケストラはうまいなあ、と思っていました。
日本のオーケストラでも、N響以外はけっこう上手な感じがしていましたが。

それと、コンクールのルールを知らずに聞いていたことが分かりました。
声楽部門は比較的選曲が自由ですが、金管部門は、選択の自由がほとんどありません。
トランペットなんかは、二次予選、決勝とすべて同じ曲を演奏しなければなりません。
これは演奏者にとっては厳しいです。
たとえば、ジャズの演目があれば、もっと楽しく、もっと聞かせやすく演奏できると思います。
クラシックの演奏家は、実はジャズも得意なようです。
以前にピッツバーグ交響楽団のイベントを聞いていたときに、(英語ですが)『ジャズだとこんな感じ...』と言って演奏したら、もうそれはプロのジャズの演奏に聞こえました。
ジャズコンクールじゃないのでしょうがありませんが、皆さん課題曲に苦労していたので、こんな邪なことも考えてしまいました。

さて、昨日書けなかったことを書きます。

鶴田麻記さん トランペット
課題曲は、テレマンのトランペット協奏曲第一楽章とフランセのソナチネです。
とくに大きな失敗はなく乗り切りました。
正面をまっすぐ向いての演奏は、緊張感の現れかもしれません。
決勝進出おめでとうございます。

森田小百合さん トランペット
あまり大きな失敗をした感じはしませんでした。
すこし体をゆらすと音楽にゆらぎがうまれていい感じでした。
決勝進出ならず残念でした。

田村相門さん チューバ
チューバは、楽器からの音が支配的ですが、ホーンが上を向いているので、天井を反射した音が上から結構聞こえてきます。
音が縦方向に大きく広がる楽器だということがわかりました。
時折水分を補給しなければならない過酷な演奏でした。

緑川誠さん チューバ
いい感じの演奏を聞かせてくれました。
決勝に残るかな、と思いましたが残念でした。

高瀬新太郎さん トロンボーン
それまでとは楽器が変わり曲も変わり、とってもいい感じの演奏を聞かせてくれました。
失敗もほとんど感じませんでした。
決勝進出おめでとうございます。

冨岡愛彩美さん トランペット
演奏が始まったとき、音楽が生き生きしているのを感じました。
しかし...結構しくじってしまいました。
演奏後、無念の思いをいっぱいに引き揚げていく姿が痛々しく感じました。
おそらく、もっと相当の実力者ではないかと感じさせる演奏でした。

浦田誠真さん
ちょっとしくじった感じです。
冨岡さんと同じく、生き生きとした演奏で始まったので残念でした。

阿部華苗さん ホルン
ただ一人だけホルンでした。
音色を変えながらいい感じでした。
決勝進出おめでとうございます。

山崎浩司さん トランペット
やっぱりちょっとしくじった感がありました。
実力を発揮できなかったのだと思います。

三村梨紗さん トランペット
音楽も生き生き、しくじりもほとんどなく課題曲の真価を聞かせてくれました。
決勝進出おめでとうございます。

小西光太さん トロンボーン
緊張のあまりちょっと音が出なくなってしまったりしました。
力が発揮できず残念でした。

北畠真司さん チューバ
いい感じで、雰囲気良い演奏でした。
失敗も少く乗り切りました。
決勝進出おめでとうございます。

金管楽器は、失敗の少いものが制するという部門みたいです。
例えて云うならば、ちょっと前のフィギュアスケートとか器械体操のような感じです。
最近は、これらの競技も採点基準が変わって失敗の減点を別なところで取り返せるようになってきていますが、以前は、どれだけ着地をきれいに決めるかとか、転倒を避けるか、といった基準で優劣がついていたと思います。
記憶に古いコマネチなんかは、ソ連にもっと上手い、高度な技を見せる選手がいたのにもかかわらず、着地をピタリと決めて常勝していました。
金管楽器もこんな感じに近いものを感じました。
演奏者の皆さん、さぞお疲れだと思います。
決勝のチケットは購入したので、負けずに残った(まさにそういう感じ)皆さんとは、お会いできます。

是非とも決勝では真価を発揮してください。



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by mcap-cr | 2018-08-25 06:15 | コンクール | Trackback | Comments(0)
仕事の予定が空けられたので、結局金管部門も聴くことができました。
金管部門は、思っていたよりも地味に大変なことがわかりました。
トランペットは、六名出場で全員同じ曲でした。
選択の余地が有りません。
皆さん課題曲に苦労していました。
チューバは、三名で選択曲目が別れていました。
トロンボーンは二名、これも大変そうな課題でした。
金管は、ミスなく演奏するだけでも大変でそこに主張をのせるのは、神業のようです。
ミス少く終えた方は決勝に進めると思います。
皆さんお疲れ様でした。
失敗してしまった方もめげずに継続してご研鑽ください。
再び聴けますことを楽しみにしています。
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by mcap-cr | 2018-08-24 15:03 | コンクール | Trackback | Comments(0)
昨日書いた弦楽部門二次予選の結果が東京文化会館のメールマガジンで届いていました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 第16回東京音楽コンクール 本選
 弦楽部門出場者(第2次予選出場順)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

関 朋岳(ヴァイオリン) SEKI Tomotaka, Violin
【本選演奏曲目】
 J.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47

北田 千尋(ヴァイオリン) KITADA Chihiro, Violin
【本選演奏曲目】
 P.I.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

高木 凜々子(ヴァイオリン) TAKAGI Ririko, Violin
【本選演奏曲目】
 P.I.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

有冨 萌々子(ヴィオラ) ARITOMI Momoko, Viola
【本選演奏曲目】
 B.バルトーク:ヴィオラ協奏曲 Sz.120 シェルイ補筆版

8月29日(水)18:00開演
東京文化会館 大ホール
指揮:大井剛史
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

※本選の出場順は確定後、ホームページで発表します。
http://www.t-bunka.jp/stage/host_10722.html
関 朋岳さん、北田 千尋さん、高木 凜々子さん、有冨 萌々子さんおめでとうございます。
本選でもすばらしい演奏を期待しています。

昨日もそれとなく感想をにじませましたが、関朋岳さん、小西もも子さん、北田千尋さん、高木凛々子さん、有冨萌々さん、大倉佳栄さんは、それまでから空気が一変してしまいました。
絶対確実だと思ったのは、ヴィオラの有冨 萌々子さんだけで、ここで挙げた上記の5名は、どうなるかわからないと思いました。
関さんのあとに小西さんが演奏したときは、これは大変なことになったと思いました。
審査員の先生方にはそれぞれのポイントがあるので、私には判別できない好き嫌いを超えた違いを点数化してしまうのでしょうが、私には甲乙つけがたいと思いました。
残念ながら小西さんは落選ですが、ときが変わってところが変われば別な結果になるくらいの不確かさの範疇に入るのだと思います。
そのあと休憩が入り、北田さん以降は、ますます優劣判定するのが難しいと思いました。
大倉佳栄さんは、残念ながら落選ですが、昨日書いたとおり、ちょっと独特な節を付けていたので、これが審査員の先生に受けなかったという面があるのではないかと思います。
こういう違いは、審査員の先生によっては、高評価したかもしれませんが、そういうところは素人の預かり知らないところです。
こういう白黒つけなくてはいけないのがコンクールの宿命なので、落選された方々も含めて、今後のご活躍を期待しております。

上記の結果とは直接関係なく、気になったのは、音の響かせ方の違いです。
弦楽器の場合、音のはじまりは、振動源である弦から発せられますが、弦と弓との擦過音よりも、胴の共振とか、胴内の共鳴が音を決めるというしくみになっています。
弦は消耗品ですが、胴は、修理しながら何百年も使い続けられます。
各演奏者が使っていた楽器の素性は公開されていませんが、胴の扱い方の違いは観察することができました。
弦楽器の場合、どうしても体に触れる部分があるので、振動がダンプされます。
ダンプの効果が大きいと、音は小さく響かなくなります。
肩から肩甲骨付近で支えて、顎でしっかり挟んで固定する人、顎はなるべく付けない人、顎当てを装着する人、顎当てなしで、タオルなどで汗が胴にかかるのを防ぐ人と様々です。
皆さん、いろいろと試行錯誤のうえに現在のスタイルを決めたのだろうと思います。

楽器によって音がどれくらい違うのかは、謎です。
同じ演奏者が同じ曲を同じ場所、同じ時間に楽器を替えて演奏すれば差がわかるかもしれませんが、そういうことは不可能なので、一概に、楽器の差を強調することはできないのだと思います。
昨日の、その場にいれば、そう感じざるを得ませんでした。
あくまでも演奏者が第一で、楽器は二の次だと思います。
名器は勲章みたいなもので、名手であることが重要なのでしょう。

来週の月曜は、声楽部門、水曜は弦楽部門の決勝です。
18時開演で、自由席、2000円のチケット代は、超々ハイ・パフォーマンスコスト比だと思います。
上記のメールマガジンのとおり全員チャイコフスキーにはなりませんでした。
上記のなかでもシベリウスのヴァイオリン協奏曲は、とりわけ名曲だと思います。
子供の頃から湖のほとりでヴァイオリンをずっと弾いていたというシベリウスの作品がどう蘇るのか、一番手は不利ですが、楽しみにしています。

話題がは変わりますが、オフ会の案内です。
9月24日(月・祝)9:00〜16:00
場所:中野ゼロ(中野駅下車徒歩5〜6分、島忠ホームセンターのとなり)
10月7日(日)9:00〜16:00(一般聴講は10時〜)
場所:中野ゼロ

私も音場型の作品その他を持参する予定ですので、是非ともお越しください。
入場・退場自由です。




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by mcap-cr | 2018-08-23 19:10 | コンクール | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR