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バスレフ研究所 Personal Audio Laboratory mcap.exblog.jp

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


by MCAP-CR
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<   2019年 04月 ( 30 )   > この月の画像一覧

平成も30年となり、明日から令和が始まります。
そんな時期に、集まれ!塩ビ管スピーカーのオフ会が行われました。
私も一応なんちゃって会員ではありますが今回は聴講のみです。

場所はいつもの横浜ラポール。新横浜駅からほど近い場所で駐車場もあります。

最初はたてちゅうさんの作品
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_08072744.jpg
こうやってあらためて聴いてみると塩ビ管スピーカーは音がクリアで低音もよく鳴らします。
スピーカーユニットがMF5なので、高域の癖が強いのと、パワーを入れたときのヴォイスコイルの擦れが出ましたが、別なユニットを入れればもっとずっとよくなるでしょう。
このユニットのままでも、ガンダム系ならそれらしくバッチリグーです。

次はケイさんの乙Zです。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_08110471.jpg
東京近郊では大型の部類に入るバックロードホーンです。
スタイルフォームを使っているので重くありません。
スタイロフォームの上の塗装は建物の外壁仕上げのようで格好いいです。
180度の折返しを避けたので、少し大きくなっています。
自作エンブレム付き、ビッグバン・ベイダーを彷彿させる自作保護ガード付きです。
しっかりバックロードの音です。
固くて重い素材で作れば更に芯がしっかりしていい感じの音に仕上がるでしょう。
スタイロフォームで緩和されたのか、MF5の癖はすこしまろやかになっています。
それから"乙""Z"という名前なのに左が乙で右がZなのが気になりました。
縦書き文化を捨ててしまったのか....
ここが大いに残念なところでした。
というかそういう発想は無かったのかもしれません。

次は、grapeさんの音友コンテストテクニカルマスター賞の作品です。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_08195427.jpg
この原型は、昨年のスピーカー再生技術研究会のオフ会(記事)でも発表して頂きましたが、今回は、更に、1次元免震機能が付いています。
自動調心機能は反発磁気によるものだそうです。
前回も作り上げられた音の良さに驚きましたが、今回は更にパフォ−マンスが上がっていました。
クラシック作品を心地良く聴くのが目的だったとのことですが、ユニットがMF5なのでMF5の癖はしょうがありません。
低域は、40Hz前後までは素直に伸びている感じに聞こえました。
クラシック作品には別なユニットを使えばとても心地よいサウンドになるでしょう。

つぎはmuukさんの作品です。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_08302260.jpg
別なシステムを組合せてL+中央+Rにしてみました。
中央は、マークオーディオのCHR70を使用、左右はフォステクスのP1000Kを使用しています。
組合せて聴くとCHR70のキャラクタが耳につく感じがしました。
ここまでずっとマークのMF5を聴いてきたので、耳がマーク疲労を起こした感があります。
Fostexだけのほうが自分の好みでした。
やっぱりシンプルなほうがいいのかな?

つぎはJunkさんの作品です。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_08391650.jpg
この作品は、音友コンテストの書類を見事に通過して、その後残念ながらそこで終わってしまったそうですが、周波数特性が、中低音が下がり気味その下で盛り上がっているという特性だそうです。
MF5の癖は置いておくと、音はバランスが取れていていいと思いました。
こういう特性をセンセイ方は中だるみと表現するそうですが、私はそれでありだと思います。
自分が良く聴くジャンルの音楽の帯域をカバーするところまでフラットに近い特性で持ってきてその下はちょっとゆるい特性で、更に下にちょっとしたピークをつくる、いわゆる長岡式ダブルバスレフもこんな感じです。
フラットな部分で聴きたい領域をカバーしてちょっと下にピークをつくることで、レンジ感を広げるというちょっと上手な特性の作り方だと思います。
中だるみなんていう表現で片付ける先生方は音楽を聴いていないのでしょう。

ケンさんの作品です。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_08490693.jpg
ダイソーのPC用スピーカーからユニットを取り出して利用(メインは4方向を向いていて全部で8本、この部分の材料費は、ペア300円×4組=1200円(+消費税)ですが、MF5よりこっちのほうが(ずっと)いいなあ。
しかも共鳴管とウーファーとの組合せで高級機を凌ぐ音に聞こえます。
ケンさんは、ウーファーを離して置くことが多いですが、このほうが近く配置するよりもずっといい感じです。
さすが、という感じです。

アールefuさんの作品です。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_08552988.jpg
ヒノキ材を使った小さな作品ですが、普通の音楽再生にはこれで必要十分です。
このユニットはフォスター電気の7cmで、高域も素直で耳に優しいです。
こういうのがスピーカー作りの基本なのだと思います。
見事です。

つぎは、おなじみマイルスTKさんの作品です。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_09540012.jpg

MCAP-CRの構造で設計した紙管を利用し、適度に振動を吸収して音をマイルドにしています。
ユニットはMF5ですが、このユニットは、ジャズトランペット、特にミュートの音を再生するのにいい感じなのだそうです。
ミュートといえば、昨年の東京音楽コンクールで何度も聴きました。
なるほどです。
メタルコーンは金管に向くということなのかな?
そう言われて聴くとそのように聞こえます。
箱作りのほうは、いつもどおりうまくできていて、40Hzくらいまでスムーズに再生します。
円管を使うと、バッフル効果を排除できて自然な広がりになります。

aimさんは、ご本人の希望により写真なしです。
顔が隠れて上手にとれた写真があったのですがちょっと残念です。
普通のスピーカー作品ではなく、楽器のような形にしたバスレフエンクロージャーにスピーカーユニットを埋め込み、USBメモリーから再生できるプレーヤーとアンプまで実装し、LEDまで付けてあります。
こういうのも自作の原点で、本日のMVPだったと思います。
筐体はダンボールで作成したとのことなので音はそういうものですが、音に合わせてLEDが光る、また、ご本人がドイツ人風のカツラまで準備してのパフォーマンスと、大受けのご発表ありがとうございました。

Dさんの作品は、見たらだれがDさんかすぐに解ると思います。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_09373262.jpg
Fostexの16cm、都内では無理なサイズです。
音出し調整のときはちょっと高域がきつかったですが、実際の発表時には、そんな感じではありませんでした。
他の作品が8cm前後なのに対して巨大で、低音はどこが下限がわからないくらい伸びているシステムは流石です。
Fostexらしい豪快な音。
久々にこういう音をもっと聴いてみたくなりました。

カノン5Dさんの作品です。
集まれ!塩ビ管スピーカーオフ会_a0246407_09431470.jpg
木口の見えないカット仕上げはさすがプロの作品です。
小型ですが音はよくまとまっています。
アマチュアの作品とはちょっと違って市販品のような音で、能率も80dB/W-mと極めて低いものです。
ご本人は、ヒノキを強調しておられましたが、他の木材とは実際にどれだけ違うのか気になりました。
ヒノキのいいのは、つくる側にとっては下降のしやすさ、使う側にとっては、木目と手触りと香りだと思います。
直前の豪快な音からリセットされました。

今日は、たてちゅうさんお一人の進行で大変でした。
お疲れ様でした。
みなさん、有難うございました。


by mcap-cr | 2019-04-30 09:51 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(6)

Linuxのお勧め

今日は、集まれ!塩ビ管スピーカーのオフ会です。
昨日のページにリンクを貼っているので、行かれる方はご参考にしてください。
新横浜の駅から歩いて15分くらいですが、運が良ければシャトルバスにあたるかもしれません。
駐車場もあるようです。

このところこつこつと所有するCDをリッピングしてきています。
最初は2000枚前後あるのではないかと思っていましたが、1000枚ちょっとしかなさそうです。
棚の一角を占領していたオペラのCDは、ケースの厚みの割には枚数がすくないので、このあたりは比較的早く終わりそうです。
低価格で再販になったセットものCD類は、スペースの割に枚数が多いです。
そんな感じなので、1000枚をちょっと超えるくらいで終わるのではないかと大幅減の見積もりになりました。
時間がどの程度かかるかは、どれだけまともなテキスト情報が得られるかで決まりそうです。
大手の通常販売ものは、だいたいリストを取得できますが、怪しいものも多くあります。
ひどいのは、オペラなのに、外国語入門本の付属CDの内容になっているものがありました。
これなんかは、ひょっとして中身が違ってるか?と焦ってしまいました。
なんにも情報が得られないとケースを見ながら自分で入力していきます。
フランス語や東ヨーロッパの言語だと、上に記号が付いたりしていますが、こういうのは無視して似たアルファベットで曲名などを入力していきます。
こういうのもキリがないので頑張ってもしょうがありません。
CDを探さずに音楽が聞けるのが音楽サーバのメリットですが、スキャンした書籍とは違い、原本を捨てることができません...
ジャケットの絵柄とか書かれている文字はそれなりに重要なのですね。
こんなのを全部スキャンしてたらもう収拾つかないし音楽サーバの手軽さというメリットがないので邪魔ですが捨てずにとっておきます。
スペースの節約にはならないというのが現実でした。

Volumioのほうは、いま聴いていないはずの曲が始まったりして混乱しましたが、これは仕様だったみたいです。
Volumioは、ファイルの入っているディレクトリ(の中のファイル)を再生すると、キューに溜まってしまい、これを消さないと繰り返し再生してしまいます。
よく見るとキューの画面にゴミ箱のマークがありこれを触るとキューが消え、予期しないで再生されてしまうことがなくなります。
また、ディレクトリの中のファイル一覧の取得には、過去のキャッシュを利用しているらしく、ディスクを交換した直後等は、あるはずのものが見えない仕様になっていることも分かりました。
これは、ファイル一覧の取得を更新して使わないと駄目みたいです。
サブディレクトリの中まで更新してくれるのかどうかはまだ確認できていません。
2階層下ではできているような感じがしますが、階層が深いとどうなるのかわかりません。
ま、音楽サーバは、便利だし音もいいです。
音がいいというのは、おそらくは、読み取り不良のない音というプラシーボ効果でしょうが、そう感じれば実際に音が良くなったのと同じ効果があるので、これを使わない手はありません。

さて、昨日Linuxについてのご質問を頂いたのですが、答えるほどの知識がある訳ではありませんでした。
Linuxは、銭ゲバ商業主義のM社やA社とは全く逆のコンセプトで使用許諾条件を与えているOSです。
ソースコードがすべて公開されているのですが、許諾条件(General Public License 通称GPL)には、他人にソースコードを請求されたらそれがたとえ嫌な奴であっても開示しなければならないなどという条件があります。
ですからLinuxのソースコードを使うとこのGPLという条件が付いて回って開示義務が付帯します。
銭ゲバ商業主義ではすべてソースは非開示なので、こういうところが違います。
私はLinuxのソースコードなんか理解できないので自分で中身を触ることはありませんが、ちょっと便利に改造することが可能なので、スキルのある人や団体は、どんどん変えていってしまいます。
そして変更したソースも開示されるので、亜種がどんどん増えていきます。
この亜種の多さが使いにくさ、とっつきにくさの原因となっているので、亜種が増え過ぎないような方法を考える時代になってきていると思います。

以上が私の理解するLinuxの概要です。
実際に使用するとなると、もう少し別の概念が必要になってきます。
Windowsの場合は、OS部分(カーネルと呼ばれる)以外に、OSと同じくソースコードを開示しないアプリケーションもセット販売され、いわゆるOSではなくOS+アプリケーションのパッケージになっています。
そしてこれが、WindowsOSの使いにくさ、わかりにくさにもつながります。
特に、自称最終バージョンのWindows10は、設定に関するアプリケーション部分を、いままで使っていたコントロールパネルと、ギアマークの設定ツールに分けてしまいました。
こういうのは使いにくくする以外の何者でもありませんが、各ユーザーが使いやすいようにカスタム設定するのを邪魔して全員に同じ使い方を強要しようという魂胆かもしれないし、ひょっとしたら下手くそなプログラマー(またはヘボな管理者)が増えて総合的なプログラミング能力が劣化しているのかもしれません。

コンピュータを理解するベースとしてWindowsの概念が構築されると、Linuxを理解する妨げになります。
Linux(配布形態はディストリビューションと呼ばれる)は、OSのコアであるカーネル部分は、バージョンの違いを除いて共通の場合が多いです。
カーネルに、設定ツールやグラフィックを司るXサーバー、それに操作のためのパッケージであるデスクトップツール(KDEとかGNOMEとかがあります)と、使いやすいGPLアプリケーションソフトやフリーのフォントなどがまとめて配布されます。
デスクトップツールは、システム操作のGUIを提供するのでMacやWindowsと変わらない操作を実現できます。

ですから、そのまま使える場合も多く、同じ使い方しかしないのであれば、すぐに使えるようになるでしょう。
私の女房はそのタイプで、もうWindowsを触ろうともしません。
Linuxの悪いところは、ディストリビューションが違うと別のOSみたいになることです。
ディストリビューションには、パッケージソフトの管理システム別に、deb系(Debianを元にしたUbuntuなどで、Volumioもdeb系です)、rpm系(RedHatを元にしたもので、FedoraやSuseなんかもこれです)、Arch系などがあり、またそれぞれに亜種があります。

私が使っているOpenSuseなんかは、インストールすればそのまま使えるタイプの代表でしょう。
ただし、動作が少し重い(Windowsよりは軽いが)のが欠点です。

インストールは、イメージをDVD-RやUSBメモリーに焼き付けてそこから起動すれば簡単です。
最近はパソコンハードがUEFIになっているのでBIOSの設定だけでは起動順序を変えられないようになってしまいましたが、これは、Windows10を使っても同じことなのでそれでいいのでしょう。

インストールしなくても、イメージから起動してそのまま使えるライブイメージなんていうのもあります。
たとえば、Fedoraは、DVDやUSBメモリーに焼き付けてそこから起動すれば、そのままOSとして使うことができます。
こうするとパソコンにインストールしたシステムディスクがフリーになるので、バックアップには、ライブイメージとなっているOSを使えば簡単にできます(操作を間違えると壊しますが)。

私のお勧めは、RPM系の亜種であるFedoraとOpenSuseで、他のものでも構いませんが、これで用が足りています。
多くの人は、Ubuntuを使っているようですが、私は使ったことがないのでよくわかりません。

Linuxに慣れるには、OSっぽくないラズパイのVolumioあたりから始めて、遊ぶつもりでPC-Linuxもやってみるのがいいのではないかと思います。

最近のプリンタやスキャナーは、Linuxに対応しているものが多いので、最初の設定さえできれば実用的にはほとんど困らないだろうと思います。
もう家庭のパソコンといえばLinuxという時代が近くなってきたと思います。
Linuxを使えば、OS費用が無料なことですし。


by mcap-cr | 2019-04-29 05:48 | コンピュータ関連 | Trackback | Comments(2)
明日29日は、『集まれ!塩ビ管スピーカー』のオフ会です。
なんちゃって会員の私もお邪魔しようと思います。
日程と会場はこちらです(リンク)。

昨日、期限を示す"by"は、最終日を含むとインターネットで確認したことを書きました。
すると、今度は購入して読んでいた本に、最終日は含まないと明記してあることを発見しました。

福田尚代さんの『速効!英文ライティング』という本には以下のような説明がありました。
The report should be submitted by/before Friday.
金曜日までにレポートを提出してくだい(金曜日を含まない)。
書籍の著者は、上記の"by/before"は、どちらでも良いという意味で使っています。
しかしこれは困ります。
英語で書かれたインターネットの情報では、"by = no later than"なので、金曜を含むということになり、福田尚代さんの書籍の記述とは一致しません。
こう書き方やめてほしいです。
昨日書いたとおり、時刻を点で見ないとこういう混乱が起こることは間違いなく、1日単位の話をするときには、その1日の中で起こること以外は書かないようにしなければならないと思います。

Submit the report no later than 12:00AM on next Friday.
次の金曜の正午までに報告書を提出のこと。

みたいに他の解釈がないように書かないと駄目だと権威のある方が主張してほしいと思います。
ちなみに、STEにもこのような"by"の使い方は書いてありませんでした。
すごく重要なことなのだと思いますが、いったいい何?

本題に入ります。
かつては秋葉原にもコンピュータネットワーク関連のパーツショップがたくさんありましたが....。
最近は、小規模のショップにはネットワーク関連のパーツは無線LANしかないみたいです。
そりゃあ無線に慣れると線敷くのが嫌になりますよね。
ただでさえ、電源、USBで繋ぐ周辺機器があったりするし、スマホやタブレットはほぼ無線限定なので有線を使うというのは、部屋と部屋との間に障害物があって電波が届きにくい場合に限定されます。
自室では、自宅居間の無線LANより他所の家の無線LANの電波のほうが強いです。

小売店の店舗にも、一応、有線LAN部品も申し訳程度に置いてありますが、ケーブルなんか欲しいのは売っていなかったりします。
自宅のラズパイ環境を整えようと思い、無線LANルータのある居間から離れた自室まで有線でラズパイにつなげようと思いアキバのいつも通るあたりでケーブルを探しましたが、欲しい長さや太さのケーブルは売ってませんでした。
ほしかったのは10m弱のフラットケーブルか極細ケーブルです。
以前に部屋通しを繋ぐためにケーブル用のガイドを壁沿いに貼り付けて通してあったので、そこに新たに1本追加したいと思っていました。
したがって太いのは入るかどうか心配だったのでとりあえずフラットケーブルか極細ケーブルなら入るのではないかといういい加減な考えです。
秋葉原の小売店にあるのはLANが一般化しだしたCAT5の頃と同じような太さのケーブル(たいていはCAT6)ばっかりでした。
しょうがないのでサンワサプライに注文を出しました。
フラットケーブルは高価なので、極細ケーブル(直径3.8mmってそんなに細くないか?)を注文したら翌日には届きました。
10mの青色が税込900円+送料でしたが、送料無料クーポンを使ったので900円で済みました。
サンワサプライとヨドバシドットコムは相変わらず高速配送です。
配線を引き回すのは面倒でしたが、ガイドレースの中には十分に収まりました。
これで、自室のラズパイが有線でも無線LANルータに繋がりました。

ラズパイにケーブルが繋がっているとどのルータにつながっているパソコンからもアクセスできるので便利です。
ラズパイは面白いですが、まだ、適切な遊び方を見つけるほど理解していません。
こうするうちに役立つ使い方が見付かってくるかもしれませんが、当面は、音楽サーバー用途に限定します。

Volumio2に有線LANで接続し、いまいちど機能を見たらHotspotという機能がありました。
LANに接続されているスマホ等から適当に繋いで別々の音楽を再生できるようです。
私はこのことに気付かずにLinuxとしてアクセスポイントを作ったのですが、これはしないほうが良い機能のようでした。
さて、これを修正しならないので、クリーンインストールしました。
クリーンインストールするには、Volumioのイメージを別なmicroSDカードに焼き付けて、カードを交換し、同じ手順でウィザードに従って設定するだけです。
こういう作業には、専用ソフト不要で標準機能だけでイメージを焼き付けたりできるLinuxが便利です。

ホットスポットも繋がりました。
スマホからも操作できますが、スマホのインターネットアクセスがなくなります。
ホットスポットを有効にするとVolumioには有線ネットワーク側からは繋がらなくなりました。
ホットスポットにするとLAN側が接続できなくなるようです。
これって便利なのか不便なのか分かりません。
だって、通常はホットスポットで使うよりLANモードのほうが便利です。
面倒なので考えるのをやめました。

ヨドバシアキバには結構たくさん売っていました。
でもサンワサプライのほうが安かったので結果として良かったけど。

ラズパイのVolumioが誤動作を始めました...
ショスタコービッチのフォルダを再生したのに1トラックが終わったらモーツァルトになりました。
ハードディスクに貯めた音楽CDが500枚を超えたせいかな?

Volumioは、自分とは全然違う使い方を想定しているみたいです
これからどうやって運用しようかな。。。

by mcap-cr | 2019-04-28 06:39 | コンピュータ関連 | Trackback | Comments(4)

『までに』と"by"

29日は、『集まれ!塩ビ管スピーカー』のオフ会です。
なんちゃって会員の私もお邪魔しようと思います。
行かれる方はお会いしましょう。
日程と会場はこちらです(リンク)。

さて表題の話ですが、どうでも良さそうなことですが、言葉はややこしいです。

例えば、『来週の月曜日までに』をどう解釈するのか?
私は、月曜にそのタスクが終了していなければならない条件があるという前提で、月曜は含まないと解釈していました。
ところが気になって調べてみると、月曜でもいいそうです。
どうして私が月曜を含まないと解釈していたかについて記憶がはっきりしません。
小さいときにそう教えられたのかもしれないし、別の理由があるのかもしれませんが、公式な理解としては、『来週の月曜日またはそれ以前』と解釈するということです。

じゃあ英語だったらどうなるのか、気になってこれも調べてみました。
すると下記のような質問がありました。
Does “notified by [date]” include the end date?
私訳:『[日付]までに通知』は、その最終日を含むのか?

回答を見ると、"by"(までに)は、"no later than"(より遅くない)と解釈するのだそうです。
これは上記の日本語と一致しています。
まずは確認できて一安心です。

しかし、どうしてこういう混乱が生まれるのか?
時間には瞬間の目盛と離散的な目盛があります。
瞬間の目盛だと、例えば8:00AM(午前8時になったその瞬間)のような感じでしょう。
離散的な目盛だと、4月26日(4月26日の0:00AMから4月27日の0:00AMになる直前まで)のような感じになります。
ある人は、その期間の始点を期限と解釈するが、公式的な解釈がその期間の終点となります。
常に瞬間的な時間目盛で表示していれば、解釈の差異に意味はあまりありません。
離散的目盛を使うので、解釈が違うとその離散時刻の間隔分のずれが発生します。
期間が1秒とか1分なら実用上はどちらでもいいでしょうが、1日は大きいと思います。
インタ−ネットの検索でこういう解釈の疑問が見つかるということは、ややこしいということです。

こういう誤解を招く表現はよろしくありません。
例えば、
『来週の火曜日までに提出すること』
というのであれば、
『来週火曜日の17:00を締切とする』
と書けば誰も間違いません。

英語の場合だって、
"Submit the assignment by April 26."
(宿題は4月26日までに提出すること。)
と書かずに
"Submit the assignment no later than 5PM on April 26."
(宿題の提出期限は、5月26日の17時とする。)
と書けば、全員同じ解釈をすることができます。

やっぱりこういう場合は、誰もが同じ解釈しかしないような表記を心得るようにすべきなのでしょう。


by mcap-cr | 2019-04-27 06:31 | 外国語 | Trackback | Comments(6)
昨日夕刻に、昨年のピティナ・ピアノコンペティション特級入賞者コンサートを聴きました。
場所はカワイ表参道コンサートサロン パウゼというホールです。

ピティナ・ピアノコンペティションは、カワイがピアノ演奏の指導者を育てるために開催しているコンクールです。
毎年サントリーホールで決勝が開催されています。
昨年の結果は、
グランプリ 角野勇斗さん
銀賞 上田実季さん
銅賞及び聴衆賞 古海行子さん
入賞 武岡早紀さん
でした。
この模様は、Youtubeで視聴することができます(記事)。

昨日は、古海さんが何らかの理由で演奏を辞退されたようで残念でしたが他3名を聴くことができました。
このチケットをどうして買ったかと云うと、上田実季さんの演奏を聴きたかったからです。
上田さんの演奏を聴くのは3回目です(1回目記事2回目記事)。
どちらも上田さんの演奏の素晴らしさがよく分かりました。

今回は、最前列のピアノから約3mの席で聴きました。
会場はあまり広くはなく天井も高くはない構造です。
座席は都度配置するようなので収容人数は変わりそうですが最大で100名をちょっと超える位でしょうか。

最初は、武岡早紀さんです。
シューベルトのピアノソナタ第21番変ロ長調D960
私は初めて聴く曲でした。
強いタッチでダイナミックに弾きます。
ピアノのコンディションがイマイチだったらしいのと天井が低かったので武岡さんの強いタッチで、どこかしこかビビリ音が聞こえてしまうのと、ご本人もピアノのコンディションに問題を感じていたような気もしました。
私の席では直接音がほとんどで、いままで聴いてきたピアノの音とは大分違って聞こえました。
高域が耳に突き刺さる感じなのは席が近すぎるのとホールのサイズに対してピアノが大きすぎるせいなのかもしれません。
カワイのピアノはコンサートなどでは初めて聴くので楽しみにしていましたが、条件が違いすぎてスタインウェイとは比較できませんでした。
武岡さんは東京藝大の修士課程在学中とのことで、先日聴いた同声会の新人の皆さんと同期のようです。
たまたま優秀な方が多いのかいつものことなのか分かりませんが、こうやって実績を上げているのは素晴らしいと思います。

10分間の休憩の間に少し調律作業がありました。

次は、上田実季さんです。
曲目は変更があって、ベートーヴェンのピアノソナタ第32番ハ短調Op.111です。
上田さんはこの会場の特性をよくご存知なのか、耳にキンキン来ないようしかも適度にダイナミックに弾きます。
ベートーヴェンのピアノソナタは私もときどきCDで聴きますが、CDはフリードリッヒ・グルダの演奏しか持っていないので、それと比較すると、叙情的な感じです。
音はピアノが変わったかと思うくらい耳に優しくなりました。
最後の楽章は、上田さんの演奏で聴くとクラシック音楽らしくない楽しそうな節があって、とても心地よく感じました。
40年位前の『コンペティション』というコンクールを題材にした映画で主人公の二人が恋仲になって楽しさいっぱいに連弾する場面がありますが、上田さんの演奏を聴いてそういう感じを思い出しました。
ベートーヴェンはこんなにモダンな曲を作曲していたのでした。
これがベートーヴェンマジックなのだろうと思いました。
帰ってからCDでグルダの演奏を聴くと全然違う感じで、やっぱり上田さんの演奏は素晴らしかったんだなと思いました。

休憩の間にまたピアノを調整していました。

最後は、角野勇斗さんです。
曲目は、
ショパンのバラード第2番ヘ長調Op.38
ラフマニノフのヴォカリーズOp.34-14(コチシュ編曲)
リストのメフィストワルツ第1番『村の居酒屋での踊り』S.514
でした。
最後にアンコールでリストの『ラ・カンパネッラ』を弾いてくれました。
角野さんは、流石に上手という感じの演奏でコンペティションに勝っただけのことがあると思います。
反面、音楽を楽しむ能力は上田さんにはちょっと及ばないのかなと感じました。
演奏者自身が楽しむほうが聴いている方はもっと楽しいと思います。
角野さんは、東大の大学院に在学中とのことで、藝術以外の才能も大きい方のようです。
でも、藝術を主として活動して欲しいなと思いました。

演奏終了後は、ロビーで演奏者の皆さんがファンの方をお出迎えでいい雰囲気でした。
私は、こういう芸術家の方々とは住む世界が違う野暮なオッサンなので声を掛ける行為は遠慮しましたが、直接話せば自分には得るものがあるのだろうと思います。
残念ながらそういう会話をしても私が何かヒントを差し上げられるとも思わないので、時間の無駄をさせないよう声を掛けるのを遠慮している訳でもあります。

皆さん、今後の益々のご活躍を期待しています。


by mcap-cr | 2019-04-26 07:00 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)
ラズパイで音楽サーバーを構築しています。
そこで、少しでも操作性を良くしたいと思いワイヤレスルータ化を試みました。
その結果、ワイヤレスルータ(WANには直接繋がらないがLAN同士を繋ぐ)とすることはできました。
しかし、動作が変です。
ルータなので自分のパソコンからインターネットにも繋がるのですが、繋がらないページもあります。
繋がらないページでは、Volumioの操作画面になります。
Volumio自体ウェブサーバを動かしているので、それなりにリソースを食っているのでしょう。
そのうちだんだんパフォーマンスが落ちて、最後には、Volumioの画面の操作部分がほとんど表示されなくなってしまいました。
しまいには、もうIPアドレスもわからなくなって、SSHでも繋げなくなりました。
無理やり電源を切って再起動したら動くようになったので、リソースの使いすぎが原因だと思います。
ラズパイは、メモリが1GBあり、CPUは4コアなのでもっといけるかと思いましたが、パソコンと同じように使うべきではなさそうです。

とりあえず、ルータとして機能させるのはやめておこうと思います。
自分は、無線LANを加えようとしただけですが、音楽サーバ+ウェブサーバとなっているVolumio2のラズパイにルータ機能を付加するのと過労になるようです。
ということで、これ以上ラズパイをいじめるのはやめておこうとおもいます。


ラズパイ想定の使い方
今後の自分の使い方
eth0(付属有線LAN)
セットアップ用+インターネット側
セットアップのみに使用
wlan0(付属無線LAN)
無線ルータに接続、または、LAN側アクセスポイント
LANのみ使用
wlan1(追加無線LAN)
−なしー
使わない(または外す)

ただし、USB無線LANを繋いだらこちらがwlan0になり、もともと付属していたものがwlan1となってしまい、USBのほうを外すとおかしなことになってしまいます。
このため、USBを外せばOKという訳ではありません。
メモしておいたセットアップ記録を見ながら設定を変えていかなければなりません。
あるいは、バックアップしておいた無線LANの追加前のイメージに戻すのもいいかもしれません。
どっちが楽かな?

そういえば、先日おおたんさんと話したら、音友ムックの付属ユニットで苦労しているとのことで、その後ブログ記事に書かれていました。
私は同じユニットにさんざんケチを付けていましたが、私のは不良ではなかったと思います。
好き嫌いと不良は全く別の問題なので、こういうのはメーカーさんには気をつけていただきたいと思います。
ひょっとしたら、同じ問題に気付かずにごく小音量で使っている方もおられるかもしれません。
問題を感じたら音楽之友社に対応してもらう方法もあるようです(自分は経験なし)。

やっぱり購入したらすぐに受け入れ試験するのが良いのでしょうね。


by mcap-cr | 2019-04-25 06:14 | コンピュータ関連 | Trackback | Comments(2)
ラズパイ+Volumio2の音楽サーバは、自宅だけで使うのであれば快適ですが、オフ会などへ持ち出して使おうとするとちょっと厄介です。
何が厄介かというと、操作を無線LAN経由で行わなければならないからです。
デフォルトの設定では、ラズパイを無線LANのアクセスポイントにつなぎ、同じアクセスポイントにスマホやパソコンなどをつないでVolumioを操作することになります。
ということは、ラズパイ音楽サーバを持ち出そうとすると、無線LANルータも同時に持ち出さなければなりません。
これはなかなか面倒なことです。
現状Volumioは、ウェブアクセスして制御できるのでこれはこれで便利ですが、これではLANのない環境でセットアップすることができません。
ということで、ラズパイそのものをアクセスポイントにしてしまえば、外に持ち出してもスマホで容易に接続して操作できます。

ということで、アクセスポイント化を考えました。
アクセスポイントをつくるのと同時にルータとして構築してしまえば、ラズパイ経由でインターネットアクセスもできるようになるはずです。

ラズパイには、有線LANと無線LANがひとつずつ備わっているので、有線LANをインターネット(または、別のLAN)側につなぎ、無線側にスマホなどの操作リモコンを繋ぐという使い方が想定されていると思います。
私の場合は、持ち出すことを考えているので、有線LANは使いません。
したがって、無線LANが2つ必要になります。
上記の違いを簡単に書くと以下のようになります。


想定の使い方
自分の使い方
eth0(付属有線LAN)
インターネット側
使わない
wlan0(付属無線LAN)
LAN側アクセスポイント
インターネット側
wlan1(追加無線LAN)
付属しない(使わない)
LAN側アクセスポイント

私は、音楽サーバとしての使用が主目的なので、有線LANがなくても使えるようにしたい、というただそれだけの目的のために、無線LANを追加するということになります。
USB接続の無線LANアダプタを使えば解決するので、IODATAのアダプタ(WN-G150UMW)を購入してきました。
150Mbpsの遅い規格(実用的には十分すぎる速度)といはいえ、たった763円でした。

このLANアダプタは、ラズパイに刺しただけでVolimio2 (Linux)が認識しました。
こういう状況は、もうどんどんLinux化できる状況になってきたことだと思います。
Windowsさようなら〜の『さよ』くらいまできている感じです。

ここまでは良かったのですが、設定の試行錯誤の最中でまだアクセスポイントとしてインターネットには繋がっていません。
気長に進めていこうと思います。



by mcap-cr | 2019-04-24 06:17 | コンピュータ関連 | Trackback | Comments(3)
私のこのブログのカテゴリは、『科学』+『音楽』を選択しています。
『オーディオ』というカテゴリを選びたかったのですが、オーディオと云う趣味は退潮傾向で、エキサイトブログにはカテゴリがありません。
そのためにこういうカテゴリの選択になったという訳です。
オーディオそのものは趣味の中では手段であり、それが目的ではありません。
究極の目的は音楽であろうと思います。
最初は音楽の話題がすくなかったのですが、最近は、生で聴くことを心がけるようになり、オーディオでは分からなかったことを発見するようになりました。

今日は、最近見直しているオーディオの便利ツールについて利点と欠点をまとめてみました。
ツールとは、音楽サーバです。

Raspberry Pi(通称ラズパイ)は、小型パソコンで、ボードだけですが、中にCPU、USBコントローラ、有線/無線LANコントローラ、メモリーなど重要な機能が備わっています。
私が購入したのは1世代前のVerson 3 Model Bですが、これでも一昔前のパソコンを凌ぐ性能があります。
ラズパイは、いろいろな面白い使い方があるのですが、これを音楽サーバのコントローラとして用いれば便利で高性能なオーディオシステムになります。
OSとしては、Volumio2というLinuxが比較的簡単で便利です。
Volumio2のOSは、別なシステムを使ってmicroSDカードにイメージを焼き付けて、スロットに刺すだけでシステムの骨格ができます。
音楽ファイルの入ったUSBディスクなりUSBメモリを刺してこのままアンプに繋ぐと音を出すことが可能です。
使ってみてこれが既存のプレーヤー類を置き換えることが可能なことが分かりました。

利点は
(1)オーディオ専用のシステムより価格が安い、ハイレゾにも対応
(2)汎用品が使える
欠点は
(3)パソコン(特にLinux)の知識が必要
(4)内蔵DACの音が歪む
(5)別にハードディスクや操作するタブレットPCなどが必要(専用でなくて良い)
(6)音楽ソースは、パソコンを使ってCDから別に抽出しなければならない

欠点のうち(3)は決定的かもしれません。
パソコン触ったことのない人には無理でしょう。
(6)も深刻で、所蔵音楽ソフトの多い人には面倒です。
これからオーディオを始める人にとっては、逆にCDプレーヤーを買わなくても済むというメリットになります。
(4)は、数千円の別基板のDACを使えば解決できるので欠点ともいえません。
(5)は、スマホでも良いので問題と云うほどでもないでしょう。

私はハイレゾソースは持っていないので、関係ありませんが、コピープロテクトしていないハイレゾソースがあれば試してみたいと思います。
CDはコピープロテクトがないのでこうやってメディアとしての機能を移すことが可能です。

便利さは特筆モノです。
1000枚以上のCDの内容が、無圧縮で小さなディスクに取り込めるので外に持ち出すことも可能です。
CDプレーヤーと違って、逐次処理するわけではなくエラー補正不要なので、結果として音は良くなるでしょう。
ハードディスクを含め、動作音はかなり静かです。
ハードディスクの音が気になるならSSDを使えば済むし。
ラズパイそのものはファンレスなのでほぼ無音です。

CDを棚の中から探す必要はありません。
こういう便利なものはどんどん取り込んでいって、音楽に浸るほうが機器に投資するよりずっと良さそうです。


by mcap-cr | 2019-04-23 07:05 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)
最近書いてきたとおり、CDのリッピングを進めてきています。
最初は各CDに記録された文字情報の不統一と表記方法のばらつきに悩まされていました。
なにしろ、3枚組のオペラCDのそれぞれの文字情報の表記方法は全く統一されていないなんていうのは当たり前で、セットの文字情報も一部が完全に欠落していたりするのでもう実現不能だと思っていました。
ところが、様子を見ながら少しずつ進めてみるとかなりの部分が解決可能になってきました。

反省しなければならないところのひとつは、リッピングソフトの機能を理解する手順を省いていたことです。
使用しているAsunderには、ファイル名やフォルダ名を付けるオプションがあり、ファイル名の先頭に"a"や"b"のような文字を付けることができます。
この機能を使うと整理が簡単で間違えなくなりました。

もうひとつは、Volumioの再生方法の勘違いです。
私は、音楽サーバとしてRaspberry Pi 3 Model Bを使用しており、そのOSにVolumioを使用しています。
Volumioはm3uインデックスファイルに対応しておらず、1ファイルずつ再生しなければならないと思っていましたが、実際にはフォルダ単位で順番に再生することができることがわかりました。
これだったら、フォルダの作り方や、ファイル名の付け方を工夫すれば、オペラなどは、ディスクの交換不要で全曲続けて聴くこともできます。
また、ベートーヴェンの交響曲全集の連続再生というのも可能です。
問題は手間ですが、これは、よく聴くCDや聴こうと思っているが聴けていないCDを優先することで、コツコツとやっていけばいいずれはほとんど片付くはずです。
それに、結局何枚所蔵していたのかが明らかになるというメリットもあります。

もうひとつ決め兼ねていたことに圧縮方法があります。
これは、非圧縮と決めたことですっきりしました。
圧縮したければ、あとでまとめて圧縮すれば済む話です。
しかも、圧縮しないことで、リッピング速度が上がりました。
圧縮処理するには、いったんデータをそのまま読み込んでから圧縮ファイルに変換しなければならないので時間がかかります。
しかも音が良くなることは原理的にありません。
圧縮しても検知できないような差しかないとは思いますが、考えることで精神が侵されるだけだと思うようになりました。
2.5インチハードディスクの大容量化と低価格化も圧縮しない方針を後押ししてくれます。

私は、もう3.5インチのハードディスクは使わなくなりました。
3.5インチは正直云って邪魔です。
外部用として使う場合には独立電源が必要なので、停電したらバツっとなります。
しかもACアダプタがまた邪魔です。
2.5インチはUSB給電ですが3.5インチは電力消費が大きいのでしょう。
IDEのハードディスクときたら容量も小さいのでもう本当に邪魔です。
私は、3.5インチの容量の小さなディスクはすでに処分していますが、容量が200GBを超えるディスクだけは捨てないでいました。
全然使っていませんが、中にどんなデータが入っていたのかわからなかったので、Linux機で"shred"しました。
"shred"というのは、ディスクの記憶部分全部ににランダムのデータを書き込む処理で、これは、元のデータをすべて上書きしており、理論上は、元のデータは完全に無くなる処理です。
機密情報を扱う場合には、この処理を数回実施し、更に、ローレベルフォーマットするそうです。
ローレベルフォーマットは、すべての記憶部分に、何もないという情報を書き込むのでこれだけでもデータは完全消去されるはずですが、これは、紙に書いた文字を真っ黒で塗りつぶす処理のようなもので、無色(単色)で上書きするので、残留磁気情報が読まれてしまうこともあるので、それを避けるために、"shred"してからローレベルフォーマットするのだそうです。
機密情報の管理は大変なんですね(関連記事:ノイズには色がないほうがいいソフトウェア・シュレッダー)。

公称320GBが2枚と250GBが1枚あるので、1枚は蓋が閉まらなくなったポータブルCDドライブの重しにとっておくことにして後は捨てましょう。
買った当時はそれなりに高価でしたが、技術革新の激しいものはすぐに陳腐化するのでもっといいものが安くなりました。
IDEの3.5インチディスクなんか遅くて容量が小さいうえに消費電力が多いので無駄でしかありません。
アキバに行ったら100円くらいで買い取ってくれるかな?
やめときましょう。

先は長いですが、アナログディスクのコピーよりはずっと楽なので気を長く持てばなんとかなるでしょう。


by mcap-cr | 2019-04-22 06:44 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(4)
昨日は、すみだトリフォニーホールで新日本フィルの定期演奏会を聴きました。
指揮は、ワシリー・シナイスキー
曲目は、
(1)ドボルジャーク チェロ協奏曲
チェロ:宮田大
(2)グラズノフ 交響曲第5番

以前にも書きましたが、どうしてこの演奏会のチケットを買ったかというと、ワシリー・シナイスキーを聞きたかったからです。
シナイスキーは、1973年のカラヤン国際指揮者コンクールで金メダルを受賞。
その後、NHK FMで、ベートーヴェンの交響曲第1番が放送されました。
それがコンクールの演奏だったのかその後のものか覚えていませんが、カセットテープに録音して何度も聴きました。
それで、ベートーヴェンの1番が好きになったのと共に、シナイスキーの名前を覚えました。
その後の活躍は知りませんでしたが、順調に指揮者生活を続けてきたようで、とうとう日本でも聞けました。
プログラムには、新日本フィルとの共演(ジェイド公演)については書かれていましたが、来日実績について書いてなかったのでこれが最初かもしれません。とは思いましたが、調べてみるとジェイド公演って日本国内の公演だったようです。

まず、最初はドボルザークのチェロ協奏曲。
名曲です。
宮田大さんは、コンクールで連戦連勝だったそうでロストロポーヴィッチのコンクールでも優勝しているそうです。
最初にチェロを聴いて思ったのは、『しまった。席が遠すぎた...』ということです。
席が遠すぎてチェロの倍音域のいいところが減衰してしまっています。
節約のためにいちばん安い席を買ったのが失敗だったかも...
ひょっとしたら倍音域の弱い楽器を使っていたのかもしれません。
1710年製のM.ゴフリラーという楽器だそうです。
先日、有富萌々子さんのヴィオラを聴いたときは、時代の違う2種類の楽器を弾き分けてくれたので、違いがよく分かりました。
私には20世紀の楽器のほうが高音域が美しく18世紀のものよりもずっと良い音に聞こえました(記事)。
ひょっとしたらそんな違いもあって、席が遠いという悪条件が重なってしまったのかと、そんなことかもしれません。
アンコールでは、カタルーニャ民謡の鳥の歌という曲を聞かせてくれました。
演奏のほうは、コンクールでかじりついて聴いたときほどはよくわかりませんでした。
もっと多くを聞かなければならないということでしょう。

後半は、グラズノフの交響曲第5番。
グラズノフは名前だけ知っているのに近い作曲家です。
多分若い頃にFMで放送したものを何回か聴いたと思いますが、はっきりとした記憶はありません。
曲そのものは、わりといい感じです。
前日に聴いた藝大フィルハーモニア管弦楽団の新人演奏会のプロコフィエフが、印象に強く残っているので、比較すると普通にいい曲だと思いました(昨日の記事)。
新日本フィルは、さすがに上手いです。
前日に聴いた藝大フィルハーモニアも上手でしたが、新日本フィルのほうがリハーサル時間が長いのではないかと思います。
弦の動きが見事に揃っていました。
弦の動きが多少ばらつくとそれはそれでいい感じの揺らぎが生まれますが、きっちりと揃っているほうが私は好きです。
グラズノフもいい感じの指揮です。
実は、席が遠くて、オーケストラの前のほうがあまり見えませんでした。
たまたま、通路を挟んだ前の席には人がいなかったのでちょっとだけ見えました。
多分通路の前側はグレードの高い席なので、後ろの方は売れなかったのでしょう。
でも新日本フィルがしっかりした実力派オーケストラであることと、シナイスキーが優れた指揮者であることは再確認できました。

当日は、シナイスキーの誕生日だったそうで、演奏会が終わってから、Happy Birthdayを演奏してくれました。
得した気分です。

前日に藝大フィルハーモニア管弦楽団を聴いたとき指揮していたのは、山下一史さんで、ニコライ・マルコ国政指揮者コンクールに優勝し、カラヤンのアシスタントを務めていた方でした。
シナイスキーさんは、カラヤン・コンクールで優勝したということで、偶然こういう2人の指揮を2日連続で聴いたことになります。
どちらも私の好きなタイプでした。

気付いたのは、オーケストラの人員に、エキストラが12名いたことです。
エキストラの演奏者は、むしろ念入りに調整し、とても非常勤には見えませんでした。
ティンパニーの奏者(久一さん)もエキストラでしたが、休憩中にずっと調整していました。
演奏者のこういう気持ちが集まっていい演奏ができるのでしょう。

最近は、無料とかチケットの安い演奏会に行くことが多いですが、こういうしっかりしたプロの演奏会も自分には必要なのだとよく分かりました。


by mcap-cr | 2019-04-21 06:28 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)