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ダクトの製作がなかなかうまくいかない

hiro-osawaさんから、ダクトは紙を斜めに巻けば良いというアドバイスを頂いたので試してみました。

まずは、トイレットペーパーの芯の観察からです。
巻いている紙帯の幅が思っていたよりも広いです。
また、角度は45度のようです。
ここで考えてみると、原料幅は、紙管の周長πDに重ね代を足して決めていると思うので、重ね代をaとすると、原料幅Wは
W=(πD+a)÷√2
となるようです。

いったん分解してから重ねると良いとのことだったので、剥がしてみました。

a0246407_18050095.jpg
破れてしまいました。
これは無理そうです。
材料が違う特性なのでしょう。
しょうがないので、紙管は分解せずに、その上にケント紙を巻くことにします。
紙取り図を描くと無駄が多いです。
ダクトの長さは、それぞれ20mm, 30mm, 40mm, 50mmとしてみました。
a0246407_18071300.png
とりあえずこれで試してみました。

うまく巻けません...
ギブアップ...

紙に糊を付けるとふやけて膨張するので、ぴったり貼り付けるのにはスキルが必要です。
私がやったらぴったり付かなくて隙間が出てしまいました。
a0246407_18093218.jpg
これはさすがに良くないので、まっすぐのピースを短く切って少しずつ巻いてみました。
多少マシかな...
これにフランジを付けて着脱式にしようと試しましたが、端切れを使うと穴の位置がずれてしまうので断念しました。
結局、
a0246407_18113601.jpg
外から差し込んで音を聴いてみることにしました。
この紙管は直径も長さも40mmですが、まだ長いような感じもします。
もうちょっとこれで聴き込んでみたいと思います。
慌てていじるといいことないので。


by mcap-cr | 2019-06-30 06:06 | 工作 | Trackback | Comments(6)

イタいオーディオ趣味は社会の縮図か

G20は順調に進んでいるようです。
『大阪城ガー!』
とありもしない問題をでっち上げようとした試みも失敗したようで、どこぞの大統領もしっかりと大阪城を背景に記念写真に収まっていますね。

まえに、イタいオーディオマニアは、神秘体験とプロパガンダよって現れたというようなことを書きました。
その中で、自身のない人ほど他人にすがるという意見も頂きました。
イタいオーディオマニアができてしまう理由は、そのように、『自分で決められない』ということに根本原因があろうかと思います。

自分で決められない、というのは、イタいオーディオマニア固有の特性ではありません。
社会を見回してみると、大企業のお偉いさんでさえも、自分で決める力がなかったりします。
ですから、その時々のマスコミの情報を元に海外進出を決めたり、海外人材に頼ったりする訳です。
失敗しても、『みんなやってる』とか『信頼できる情報が誤っていた』とかの言い訳を用意しておくことで、責任を逃れようということでしょう。
普通とは違うソースの情報をとって失敗したらきっと突き上げられるのでしょう。
ソースが誤っていようがなんだろうが失敗したら大怪我する前に修正すればいいはずなんですけどね。

こういうマスコミの刹那の情報だけに基いた決定では、遠くない将来に、負の遺産となって返ってきます。
たとえば、中国での反日の暴動がありましたが、こういうリスクは予め想定されていたはずで、そうなる前に撤退しなかったことによって被害を受けただけです。
こういうのは、『想定外』で言い訳完了なのでしょう。

また、そのときに痛い思いをしたはずなのに、撤退準備もせずにいて、結局今頃になってもまだ撤退できない、という会社があります。
別の名称を書くだけでヘイト認定されかねない国に工場を建設した会社も、判断の早いところはすでに撤退を開始していますが、まだ、何もしていない会社もあります。

そういう会社は、だんだん淘汰されていくでしょう。
この情報社会に新聞読んで先を予想していたのでは、もう社会の動きに着いていけません。
新聞を読むことは否定しませんが、この情報化社会に、マスコミ情報だけで意思決定するというのは、努力が足りないのでしょう。
現に、新聞には載っていないが、インターネット上ではとうに予想されていた通りに情勢が動いています。

骨董品の蒐集趣味なんかもオーディオマニアと似たところがあって、価格が高いと価値が高い、と思われがちです。
価値のない物を掴まされるのも、自分で決めないからで、自分がそのものの価値を決めるのであれば、好きなものを集められるので、たとえその中に偽物があっても、それはそれでいいのだと思います。

オーディオの場合には絶対的権威が存在しないので、本物とか偽物とかそういうことはありませんが、オーディオ店に勧められたままにその機種や効果のないアクセサリ類を高額で購入し、結局音の差はプラシーボ効果しかない、ということも珍しくないでしょう。

オーディオの場合、自分で決めることがどれだけ重要なのか、高価な機種と最安の機種とを、どちらが鳴っているか分からないようにして聴き比べてみれば分かることです。
その前に音量をきっちり合わせた段階であることに気付くはずなんですが。
それさえもしないで、巷の噂にすがる趣味はどうなんだろうと思います。


by mcap-cr | 2019-06-29 06:15 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

写真付身分証明書

先日母親が気まぐれで台湾に行きたいと言い出しました。
その後はやっぱり行きたくないとか言っていたのですが、パスポートだけはなんとか取得してほしいと思い、先日一緒に役所をまわりました。
以前にマイナンバーカードを取得しようかというときには、身分を証明する書類が足らず諦めました。
母はずっと前に運転免許証を返納していたので写真付き身分証明書がありません。
健康保険証はあるのですが、マイナンバーカードを取得するためには、写真付きの証明書がない場合には、健康保険証だけでは不足で、年金手帳などの補強文書が必要です。
年金手帳はどこにしまったか分からないというので、マイナンバーカードは諦めていました。
パスポートの場合は身分を証明する必要書類は、戸籍抄本と印鑑証明書+実印でも大丈夫そうでした。
幸いにも印鑑証明を取得するカードは持っているということだったので、なんとかなりそうです。
20年以上前の失効済パスポートもあったので、それがあれば身分を証明する書類はもうひとつで良いとは書いてありますが、古すぎて拒否されることも想定して、戸籍抄本+印鑑証明書(+実印)+失効した20年以上前のパスポートを持って千葉そごうの隣の建物にある旅券事務所に行くと、昼休み時間なのに窓口業務は休まずに続けていました。
書類を提出すると、失効した古いパスポートでもOKということで、印鑑証明は不要で受け付けてくれました。
これで、パスポートを取得できることになりました。
また、パスポートがあれば、マイナンバーカードもつくることができます。やった!

運転免許証は、実用的な身分証明書として使われていますが、返納すると写真付きの身分証明書がひとつ無くなってしまいます。
そうすると役所の書類も作れないことになり、それが、玉突きのように伝播していき、結局身分証明書なしということになりかねません。
本当だったら健康保険証に写真を付ければいいのですが、そういう運用にすると不正ができなくなってしまうので、特定野党が大反対するでしょう。
ただでさえ、健康保険は不正利用が多く問題になっているのですから、写真を付けるようにすればかなりの不正を防ぐことができます。
病院なんかは、外国人被保険者には、パスポートとクレジットカードの提出を義務付けて、支払わない場合には、クレジットカード、でん倍の徴収に同意する、という署名をさせればいいのですが、こうすると、不正に協力的な特定野党とそのシンパであるマスコミが大騒ぎするのでしょう。
運転免許証に本籍地を記載しなくなったり、入国時に指紋を採取しないのも外国人や特定日本人の不正を後援する特定野党とマスコミによって成り立っていると思います。
アメリカなんかは運転免許証交付時に指紋を採取するので、究極的には指紋で身分を証明することができます(手続きが面倒そうですが)。
日本だって役所で指紋を保存しておけばそれで個人認証できる訳で、そのほうが便利に決まっていますが、不正を後押しする特定野党とマスコミによって阻まれています。
私の指紋は、米国で免許証を取得するときや更新するときに採取されたし、米軍基地の入構許可証を取得するときにも採取されたので、日本になくても米国政府にはあるという妙な状況になっています。
ちなみに、犯罪歴があると、日本政府にも指紋が残っているので、米国政府での指紋採取によってバレるそうです。
学生運動なんかやっていて逮捕された経験があると、米軍基地の入構許可証の発行を断られたりするそうです。

結果的には不正を放置する行政によって、マイナンバーカードが作れないという問題があります。
母親は、パスポートが作れたので何とかなりましたが、写真付き身分証明書を作るというのは大変なことなのです。

世の中から不正を無くせばこういう面倒な問題は起きませんが、不正を後押しする特定勢力が多すぎるのが問題と思います。


by mcap-cr | 2019-06-28 06:22 | その他 | Trackback | Comments(2)

ダクトのはなし

いよいよG20(G19?)が始まりますね。
日本に会談してもらえなかった近くの国は暇なんだろうなあ...


旧来のモデルでは、バスレフのダクトは、ばねー質量の振動系の、質量の部分に相当します。
ところが、バスレフを多自由度等に拡張すると共振点よりも下まで再生出来てしまうという現象に出会います。
これは、モデルでは表現できていない物理原理があるということなのかもしれません。

それはそうとして、ダクトをどういう風に設計するか。
これはバスレフ全般に関する問題です。
ダクトの断面積が一定の場合、長くすると共振周波数が下がりますが、代わりに中低域のレベルが低下する。
シングルバスレフではあたりまえのことですが、多自由度バスレフでもこの点はまったく同じです。
下の図は、副空気室2室、ダクト4本型の場合の解析の結果例です。
a0246407_07010483.png
線が何本もありますが、これは、大気露出側(外側)のダクトの長さが違う場合です。
左側の山は、共振点ですが、実際にはダクトの摩擦があるのでこれほどのピークにはならないし、ディップもこれほど激しくはならないでしょう。
それでも、音圧の大小が比較できると設計の助けになります。
この解析例では、共振点を下げた場合の音圧の低下が激しいです。縦軸が音圧dBなので、どのくらい音が違うか想像できると思います。

次に試すべきは黄色の50mmかもっと短いダクトでしょう。
これだと中低域のレベルが、箱の力を借りないで済む200Hz以上と同等になっています。
もちろんこれも、振動板を剛体とするモデルなので実際とは違いますが目安にはなるのではないでしょうか。
あと、シミュレーションしていないのは、大気露出ダクトの長さを同じにしない場合です。
初期はずっとそうしていましたが、最近は、同じにして空気室の容積で動作を変えるほうが良さそうだということでそうしていますが、実機を作って試せるのでシミュレーションもおもしろいと思います。

モデルのローエンドが実際の現象とは合わないのですが、これは、良い意味で期待を裏切っているので、結果オーライともいえます。
どうモデルを修正すれば実態と合ってくるのでしょう?
自分の能力の限界を超えそうです。
勉強すればいいだけなんですが。


by mcap-cr | 2019-06-27 06:14 | スピーカー設計 | Trackback | Comments(0)

神秘体験

市会議員の小坪さんのブログを読んでいて、水利権という問題を知りました。
そういえば、子供の頃に聞いたことがあるような気もします。
水利権者というのがいて、新しく事業を開く人から水利権料(規模により数百万円)を徴収し、同意書がないと、市が水道をひいてくれないのだとか。
こういうのがいわゆるアングラに流れていくカネなのでしょうね。
こういうのを潰していけば特定野党が当選できなくなってもっと社会が良くなるのでしょう。

話は変わって、最近はテレビを見ないので分かりませんが、子供の頃は、矢追純一がUFOを追いかける番組などが特別番組として不定期的にありました。
また、ユリ・ゲラーのような超能力者がテレビでスプーンを曲げたりしました。
こういう神秘を扱う番組は娯楽として重宝されていたと思います。

自分はというと、UFOらしきものを見たことは何度かあります。
UFOは、なんだかわからない飛行物体のことですから、それが何か特定できた段階でUFOの要件からはずれます。
目の錯覚か何か分かりませんが他にも目撃談があったらしいので、正体不明のものだったのでしょう。
スプーン曲げは、手品だと思いますが、女房が自分の前でやってしまったので、妙な感じです。
その後は二度とやらないのでナニでしょうが。

コメントで指摘頂いて気づきましたが、オーディオの一部の趣味も神秘体験の寄せ集めなのだと思います。

- 変わるはずのない差を体験する(その前に予断があるのですが)。
- そして体験者同士で語らいあう。
- その体験がまさしく類似であった(証人発見)。
- オーディオ評論家もそういう記事を書いている(これは客観的だ)。
- 従って、その体験は真実である(洗脳結果)。

これって、自己啓発セミナーに似てるなあ...

尋問しながら、相手の秘密を当てるというトリックがあります。
質問の中にキーワードを仕込ませておいて、反応を見ながら確認していく。
こうやって絞っていくと秘密が当たってしまう。

占いというものもあります。
占いは、占って欲しいというバイアスのかかった願望からはじめるので、占星術者のことばを自分の心理に結びつけてしまいます。
結果として納得してしまう。
こういうのは、心理学的な説明を目にすることもあります。

オーディオにおいては、電線の違いなどがあります(特に電源線)。
こっちの製品は高域が...というと、話している相手もそう感じる方向に心理的にバイアスがかかるのでそう感じます。
科学的には、可聴帯域では特性はほぼ同じなのです。
従ってそんな一聴して分かる差がでるはずがありません。
頭の位置や方向をほんの少し変えただけでも、耳の位置においての周波数特性は変わります。
その測定可能な差が分からないのに、測定で判別できない電線の差を感じる。
これぞまさしく神秘体験で、神秘体験は、同じ経験を持つ人たちの中で増幅されていきます。
かくして超常現象が教義となった人たちがイタいオーディオマニアとして一般の人から乖離していく...

どうしてこうなったのでしょう?
オーディオ評論家がこの事実に気付いていないはずがありません。
長年こうした誤解の元にオーディオアクセサリというマーケットが構築されてしまったので、自分からは云えません。
だから、こういう商品を評論するのはやめておこう...
なんていう人もいるでしょうね。

技術的なことは、定量的に語れといわれます。
数値で表現することです。
これを電線に当てはめると、断面積、インダクタンス、キャパシタンスのようなカタログスペックになります。
電気抵抗率もあるし素材の純度も定量的ですが、音に関係するのは、結果として製品となったときの電気的特性です。
しかし、製品になってしまうと、素材の価格が何倍になろうとも可聴帯域では数値の差がほんの少ししか出ません。
そうなると試聴記として語るしかありません。
どんどん定量的説明から離れていきます。

ユーザー側が気付いて自主的に行動を改めるまでは続くのでしょう。
神秘体験を覆すのは大変そうですが、あと10年もすれば、こういうオカルトチックな話は科学的に完全否定されるでしょう。。


by mcap-cr | 2019-06-26 06:09 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(4)

ダクトの設計が良く分からない

毎度全然関係ない話ですが、先日の香港のデモで、Xiami(中国製)のスマホを使ってデモをリードしていた人は、しょっぴかれてしまったようです。
スマホのデータを常時監視されて、すぐに捕まるという現実、共産党政権が理想だと言っている人って本当に分かってるのでしょうか?
案の定日本のマスコミでは一切報道しませんね。
日本のマスコミが誰の友達なのかよく分かります。

本題に戻りまして、新しく製作して簡易的に特性を検証したDU100Fですが、ローエンドの伸びの割に、その上がちょっと寂しい感じなので、大気露出側のダクトをむしり取ってみました。
ケント紙を丸めただけのダクトなのでむしり取るのは容易です。
カッターで切れ目を縦に2か所入れて指をねじ込むとダクトが破れるので中に落ちないように注意しながら引っ張り出せば終わりです。
外側のダクトは、99mm+アルファから90mm短くなって9mm+アルファになりました。
ローエンドは相当に上がるはずですが、ほんの少し上がっただけのようです。
ただ、30Hz以下は相当にシャープに下がったようで、音は結構違います。
全体的には、ローエンドが数Hz上がり、低音としては量感が増える割に、低音の締まりが無くなります。
また、ダクトが短いと、箱の中の音の漏れが増えるようで、ちょっと騒がしい感じになります。
このほうがいいようでもあり、悪いようでもありますが、内部のダクトはまだ変更していないので、ベストからは遠いポイントで右往左往しているのでしょう。
本当は内部のダクトも換えたいのですが、作業しづらいので楽にできる方法を思いつくまでは、そのままにしていると思います。

私が気になるのはローエンドの考え方で、最初にシミュレーション計算したときは、ここまで短いダクト(ほとんど穴だけと云っていい)は想定していませんでした。
しかも、4本全部のダクトの長さを共通にするという設計方針で、シミュレーション計算のうえ良さそうな設計を選んだのですが、これがうまくいっているのかどうかよくわかりません。
ちゃんと測定すればわかるのですが、部屋の癖が大きいので、ちゃんと分かるとも思えません。
最近は、測定は億劫になっているので(煩くて耳に負担がかかるので苦痛です)、だんだん不精になってとうとうやらなくなってしまいました。
ですので。計算の他は、オシレータを使う簡易の共振点確認くらいしかやっていません。
あとは、音楽ソースを聴いて問題を感じなければ成功、くらいのいい加減な評価基準です。
ダクトを短くすると、力学モデルの質点の質量が小さくなるので、長さ比のマイナス1/2乗に比例して共振点が上がるはずです。
こうやってダクトを取り去ってみると、そういう計算が成り立つという変わり方とは思えません。
シングルバスレフなら世の中には作例が無数にあり計算値も間違いないはずですが、多自由度バスレフは、私のようなアマチュア以外の作例はほぼゼロと考えられ、データはほとんどありません。
そして、理論モデルによる計算値よりも下まで再生してしまうというのがいままで見てきたところです。

私が懇意にしている石田さんのBHBSも、バスレフとしてシステムを見た場合に、あれほど大きなダクトでそんなに下の周波数まで再生できるとも思えませんが、多自由度バスレフと同様、何故か下の周波数まで再生してしまいます。

どうやら、私がモデルに取り込んでいる原理以外に無視できない要因があるように思います。
いずれ検証することを考えて、交換式ダクトに変えようと思います。

とりあえず、大気露出側ダクトは、38mm径から40mm径に換えられるようにしました。
径を大きくすることで、共振点は上がるはずなので、長くして共振点を下げるのと組合せで検討したいと思います。

一応動作シミュレーションはしてみました。
断熱条件で、内部のダクトはそのまま、外側のダクトの長さだけを変更した場合です。
外側のダクトはそれぞれ共通の長さで、たとえば、L30-110と書いてある場合は、外側のダクトの長さはそれぞれ同じ30mmという意味です。
これで見ると、黄色(長さ50mm)がいいのかな?
ある方から頂いたシミュレータはまだ明確に理解できていないので旧来のシミュレータをそのまま使っています(XXさん、申し訳ございません)。
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by mcap-cr | 2019-06-25 05:59 | スピーカー設計 | Trackback | Comments(2)

失速は加速する

コメントを頂いてはたと理解しました。
オーディオのあり得ない違いを楽しむ人たちは、神秘体験を共有しているのでしょう。
だったら納得だなあ。
心霊写真などは、否定されることが多いですが、オーディオの神秘は取り上げられることがないので、神秘体験がそのまま真実のように語られていくのでしょうね。

Yahooのニュースを読んでいたら、飲食店チェーンの大戸屋が調子悪いという記事がありました。

常連客が大幅減"大戸屋ランチ廃止"の衝撃

先日アホなバイトがSNSに不適切な写真を上げたらしいというのは知っていましたが、大幅な値上げもあったようです。

定食メニュー12品目を10円~70円値上げということですが、いちばん大きなのは、最安メニューのランチが720円から870円に上がったことでしょう。

上のリンクに写真が出ていますが、廃止になった720円のメニューのほうが代替品として引き継いだ870円のメニューより良さそうに見えます。

なるべく目立たないようにこそっと値上げしたようにしたつもりだったのでしょうが、客からすれば150円の大幅値上げと感じたでしょう。


私は、大戸屋は、外国人観光客を引き付ければまだまだ生きていけると思うのですが、そういう知恵はないようです。

最近はヨーロッパでも和食が多くなってきていますが、まだまだ高値の花です。

ヨーロッパで和食と言えば寿司が中心で最近はラーメンも加わったようですが、本当の和食は焼き魚定食からとんかつ定食とか、日本で広く浸透しているものにあり、それを観光客に広げていけば、大戸屋はかなりいけるんじゃないかと思います。

テーブル会計にして、丁寧に説明、笑顔でおもてなし、そういうあまり金のかからない改革をして外国人観光客にプレミアム値段の定食を食べてもらう、というような工夫をすれば、競合店とは差別化できると思いますがどうなんでしょう?

もう5年くらい前に、アンケートに、『英語メニュー付けたらいいんじゃない?』というようなことを書いたのですが、その後も外国人客が増えたふうでもなく代り映えはしなかったので、どうなのかなあ、と思っていました。


そもそも論に戻ると、私が大戸屋がいいと思った差別化要因の第一は、完全禁煙にしたことでした。

大戸屋が完全禁煙に踏み切ったころは、まだ、禁煙の飲食店がほとんどなく、どこに行っても煙を吸わされるので大戸屋は希望の星でした。

リンガーハットも一時全面禁煙に踏み切りましたがほどなくヘタレタので、私の評価はダダ下がりです。

いまは、禁煙のお店が多くなったので、そういう意味での大戸屋の最大の差別化ポイントは無くなってしまいました。


上記のリンクにある記事は、コンサルタントが通り一遍のことを書いているだけなので、その中から実情を推察するしかありませんが、内部のコスト増を価格に転嫁したことが値上げとなったようです。

バイトテロの時期と客足が遠のき始めた時期は重なるそうですが、主要因は、値上げにあるだろうと思います。

しかも単純値上げではなく、いちばん手ごろなメニューを廃止してしまったので、値上げ以上の負のインパクトがあったろうと思います。

どうしようもない悪手を売っちゃったなあ。

コスト増要因が外部にある場合は、他のお店も値上げするので、それだけで経営を圧迫するとは限りません。

しかし、要因が内部にある場合には、自分だけ値上げになるので、客足が遠のき、埋め合わせのためにさらに値上げ...となり結局どんどん失速していき墜落します。

こういう状態になるともう制御のしようがないので、あとは墜落までの時間の問題になってしまいます。

大戸屋の場合、幸いにもまだ利益が出ているのだから、利益を圧縮して改革に取り組めばまだ回復の可能性はあるのではないでしょうか?

単純値上げは守りしかできないので、こういう業態は守りに入った時点で負け確定です。


値段だけで差別化する商売は長続きしません。

それは、いままで何度も見てきたことです。

スーパーなんかは、少し商品がみみっちくなってきたら、もうそんなに続きません。

利益が出ているうちに廃業してやり直せばいいのですが、肝心な商品の価値を下げてしまったらもう逆向きの操作はできません。


最近は、丸亀製麺も失速しているようだし、どうも外食産業は怪しい感じです。


業態は違いますが、散髪のQB Houseも最近客足が減ったように見えます。

QB Houseの経営者は、何が売りなのか理解していないフシがあります。

安いだけが売りだったらいずれダメになりますが、いちばんの差別化ポイントは、スピードだったのだと思います。

会話も最低限にして、座ったら黙ったまま終わり。

そういうのもサービスの一部だと思います。

わたしなんかはそういうタイプですが、散髪しながら会話するのが苦痛だという人もすくなくないのではないでしょうか。

私はいまでもQB Houseを利用していますが、順番待ちをしているときに他の客を見て思うのは、好みを聴きすぎだということです。

15分で切ればいいんです。

それより時間がかかるのはお断り、仕上がりカタログを置いておいて、注文番号で決めればいいんです。

そうすれば1時間で5人くらい捌けるので、回転率を上げることができます。

また、せっかく安い料金を設定するのなら、ポイントサービスすればいいのです。

私みたいに年に数回しかいかない客はそういう扱いでいいですが、月に1回来てくれる客にはクーポン券をサービスれば回転率が上がるでしょう。

値段勝負から、ポイントを絞って勝負するほうがわかりやすくていいでしょう。

どんな商売でも、一度下がり始めるとあとは一気です。

利益が出ているうちに事業を売却するとか廃業するとかしないと再起不能になってしまいます。

真面目に商売しているところは、頑張って生き残るか、出直してほしいと思います。



by mcap-cr | 2019-06-24 06:04 | その他 | Trackback | Comments(2)

性能の確認

このブログに頂いたコメントで、サブカル、という用語を拝見し、ちょっと考えてしまいました。
サブカルというのは、伝統的な文化とは違った行動パターンを指すような感じの用語です。
オーディオ趣味がカルチャーだとすると、創世記と現在とではかなり変わってきていると思います。
創世記には、スペックが重要でしたが、現在の主流はスペック無視で、口コミ重視の評価が多いように見受けられます。
スペックの違いは音の違いとなりますが、スペックが同じでも音がまったく違うという意見が主流なのはまさしくサブカルといった感じです。
スピーカーシステムの自作も、やはりサブカルな感じがします。
ましてや、計算が主というのは、超サブカルでしょう。

新しく製作したDCU-F122W+自前設計の箱DU100Fの音を聴いているだけではよく分からないので、オシレータを使用して、動作を確認してみました。
箱の設計上のローエンドは40~50Hzくらいだったのですが、音楽ソースを聴く限り33Hzは十分に再生されています。
その代わりにその上の低音がちょっとおとなしい感じです。
使ったのは、秋月のオシロスコープ(周波数カウンタとして使用)+ファンクションジェネレータにLXA-OT1を組合わせたものです。
a0246407_07552833.jpg
これで、周波数を変えた信号を出力して、耳と手で動作を確認します。
ローエンドは、30Hzくらいから聞こえ始め、33Hzで聞こえ方が大きくなります。
37Hz前後では相当に大きく鳴り、ダクトに手をかざして感じる音圧もよく分かります。
そこからら80Hz位までは、大きな副空気室に接続されたダクトが受け持っている感じがあり、その上から別のダクトにバトンタッチしているようです。
中のダクトについては、手が入らないのでよくわかりません。
小型のマイクロホンをセットすれば測定できるのでしょう。
150Hz位までは、再生を箱が受け持ち、そこから上はスピーカーユニットが直接放射する音のほうがずっと大きいので、そのあたりより上に箱の動作点を持たせる必要はなさそうです。
33~37Hz位までは強力に動作するのですがそこから上に行くとちょっとおとなしい感じがあります。
ローエンドが下がり過ぎたのかもしれません。
これは、ダクトを全部切り取って別な短いものに挿げ替えて、ローエンドを上げるというのもありなのかもしれません。

MCAP-CRももう十数年作ってきていますが、最近は、ダクトを大きく短くする方向にあります。
というのは、計算上のローエンドよりも実際のほうが下まで伸びるからです。
今回も、ダクトの長さを30mmから110mm(トイレットペーパーの芯をそのまま使う)まで計算し、結局、A3ケント紙で無駄なく材料を取るため99mmとしました。
ダクトの長さは半分以下でも良かった感じです。
それに、私が見たトイレットペーパーの芯の径は38mmでしたが、40mmのものもあるにで、40mmのほうが良かったかも...と思ってもしょうがありません。
それでも工作用に収集していたトイレットペーパーの芯が集まってきたので、そのうち、ダクトを全部もぎ取って薄板ダクトにした後、30~50mmのダクトに変えようと思います。
ダクトを短くしても33Hzが再生できれば、そのあたりがこの容量の箱でベストになるのだろうと思います。

このシステムは、音楽ソースで聴くとそこそこ自然な感じで鳴るので、これはこれでいい感じですが、もっとアクセントを付けるほうが好まれるんだろうと思います。
こういうキャラクターが好みを分けるので、いろいろなソースで聴き比べたときに評価の差が出てくるのでしょう。
今回の設計は、板の寸法から無駄ゼロで箱のサイズを決め、ダクト径をトイレットペーパーに合わせ、長さをパラメータとした(全部同じ長さ)だけなので、チューニングは比較的簡単です。
箱のサイズは、10cmユニットにはゆとりが大きかったかもしれません。
大きいほうがバランスをとりやすいだろうと思っていましたが、スピーカーユニットは13cmクラスにするほうがいいかもしれません。
これからどうやっていじっていくか、このいじるのが自作の楽しみでもあります。


by mcap-cr | 2019-06-23 06:16 | 工作 | Trackback | Comments(6)

TurboCAD2019 Designerを導入

大山さんのメルマガに、また、自社製品と他社製品とのブラインド比較記事が出ていました。
こういう記事は興味深いので、期待しています。
別の比較記事の写真を見ると、ブラインド比較とは云っても、設置の位置が違うので、音像の位置が違いそうですが、それでも、どちらが鳴っているか教えてもらえないと分からないというのが、人間の耳のクォリティのようです。
最近は、オーディオ雑誌の情報やヲタク同士の情報以外もどんどん出てきたので、実態がどんどん明らかになってきました。
先生方にお願いしてブランドに胡坐をかいているだけでは、もう生き残っていけないでしょう。

話は変わって、TurboCADの導入は半年くらい前に検討していました(記事)が、ようやく購入しました(TurboCAD2019 Designerへのリンク)。
というのは、DraftSightの無償使用の提供が終わるのを知ったからです。
DraftSightは、某国政府に提供されるAutoCADのデータをバリバリ読み込んで編集できたので便利でした。
前回TurboCADを試したときにはDraftSightと同等以上の性能でバリバリ読み込んでいたのですが、躊躇していました。
その無償提供が終了するので、TurboCADを購入せざるを得なくなりました。
その後10ドルほど値上げしてました...
a0246407_06243702.png
上の画像は、TurboCAD2019 DesignerでLibreCADで書いた図面を読み込んだものです。
寸法の数字の入れ方が変わっているのですが、まだ、表記方法の設定が分かりません...
LibreCADと違い、機能が多過ぎて使いこなすのが大変そうです。

某国政府の図面は、それなりに情報量が多いので、LibreCADでは全く歯が立たなかったし、長年使ってきたDesignCADでもほぼ読み込めませんでした。
TurboCADは、その点が極めて優秀で、まったく問題なく読み込んでいきます。
残念なのは、まだAutoCAD2018のファイルはバージョンを落として変換しないと読み込めません。
それと、操作方法が難しいです。
最近やっとLibreCADの操作方法に慣れてきて使いやすいと思ったのですが、TurboCADは、機能が多過ぎるようで操作も簡単ではなさそうです。
これも慣れるしかないですが、スピーカーシステムの図面は、当面はLibreCADで書いていこうと思います。
ただ、面倒な仕事のほうはどうしてもTurboCADが必要そうなので、これも少しずつ覚えなければなりません。

ソフトは使い方を覚えるまでが面倒です。
もっと共通化されないのかなあ。


by mcap-cr | 2019-06-22 06:27 | コンピュータソフト | Trackback | Comments(4)

スピーカーユニットの取付図

スピーカーユニットをエンクロージャーに取付る場合に、一般的なのは、フレームをバッフルにねじ止めする方法です。
写真をもう一度載せます。
a0246407_17323225.jpg
この方法は、フレームがダイキャストのようにしっかりしたものの場合は有効ですが、どこかの有名メーカーの高級品のプレスフレームのように、木ねじで締めただけでフレームが歪んでしまう場合にはよろしくありません。
そこで、OSW式(hiro-osawaさんの方式を勝手に命名)のように裏側から引っ張って固定する方式の優位性が出てきます。
OSW式は、工作のスキルが必要なので、スキルがなくてもつくれるように改良(改悪)したのが、私がとった方式です。
DU100Fというモデル用に製作したのが、下の図のような引張用の部品です。
ロープの掛け方が写真とは違っていますが、これは、正確に描くのが難しいのでご容赦ください。
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この設計では、ユニットのフレームにロープを引っ掛けて、T型の部品を縛り付け、ある程度固定されたところで、図の右側、バッフルの背面から差し込んだネジを爪付きナット(claw nut)に通してねじ上げて引っ張る方法です。
当然ロープが伸びて、T型部品はユニットから離れますが、最初に縛り付けないと、爪付きナットにねじを通すことができないのでしょうがありません。
ネジは、ある程度余分な長さがないと孔にねじを通すのが大変です。
50mm長さのねじまでは、安く入手できますが、それを超えると急に高くなります。
100mmを超えるネジは、ネジ部分が短いものが多く、そうすると引っ張りきることができません。
全ネジ型が使いやすいです。
また、T型の引っ張る部分が長過ぎると、T型部品がバッフル背面についてしまいロープの伸びしろが足りなくなります。

これで、ユニットをバッフル面に固定する必要が無くなるので、正面のねじ穴加工が不要になり、ヘナヘナフレームの製品やねじ用の孔のない製品でも取り付けることが出来るようになります。

今回使ったDCU-F122Wは、ダイキャストの立派なフレームが付いているのでこうする必要はありませんが、後々別なユニットに付け替える場合には、孔の位置が合わなくなるので、正面に孔がないほうが有利です。
この手法であれば、後々、穴加工によってFE108S等の別ないユニットにも変更できます。

OSWさんオリジナルの設計の場合には、高度な工作の精度が必要なので、自信のない私は断念してしまいました。
私の設計は、製作誤差がそこそこ許容できるので、工作に自信のない人でもいけると思います。

こういうのも使える場面があると思います。


by mcap-cr | 2019-06-21 06:01 | 工作 | Trackback | Comments(0)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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