人気ブログランキング |

<   2019年 09月 ( 30 )   > この月の画像一覧

LinuxのPDF関連ソフト

PDFは、文書の標準フォーマットになっているので、なるべくフリーソフトでなんとかしたいと思います。
本家のAdobeは、かなり高価だし、なおかつ、Windows(Macも?)しか対応していないので、手を出しにくい現状があります。

PDFの文書を編集するのは、内容によってはAdobeを使わなくても可能です。
自分の備忘録として、書いておきます。

(1)文書の追加、ページの入替、ページの削除、ページの回転 (GUI)ツール
Pdf Shuffler, PDFMod, PDF Arranger
私はRPM系のLinuxを使っているので、そこで使用可能なツールを並べてみました。
ディストリビューションのレポジトリに登録されているツールであれば、
コマンドラインで、
$ sudo dnf install pdfshuffler
のように簡単にインストールできます。
GUIを使ってページの順番を変えたり、一部回転したり、ファイルを追加したりという作業をGUIで可能です。
いまのところFedora30では、PDFShufflerがうまく動作しないので、PDF Arrangerを使えば良いと思います。
Windowsのフリーソフトでここまでのものはない感じです。

(2)ファイル結合、ページ挿入、ページ削除、ページ入替、ページ回転、背景、スタンプ追加、パスワード解除(パスワードを知っている場合にパスワードのないファイルを作成する)、パスワードロック、ページの分解などをCUIで実施
PDFtk
CUIに慣れていればかなり便利です。
GUIツールでは、ページ数が多いと大変ですがCUIツールだとページ数が多くてもコマンドで指定できるのでこれも知っておくほうが良いと思います。
開封時パスワード(パスワードを教えた相手にのみ開けるファイルを作成)の例

$ pdftk raw.pdf output locked.pdf user_pw 0123456789

イタリック体の部分には、自分の決めた値を入れます。
この例では、

raw.pdf : 元のPDFファイル名
locked.pdf : 鍵をかけたPDFファイル名
0123456789 : パスワード

破られたくない場合には、パスワードが長いほうが良いでしょう。

私はFedoraを使っていますが、FC30はPDFtkが含まれていないので自分でインストールしなければなりません。
下記コマンドでインストールできました。

$ sudo dnf install snapd
$ sudo snap install pdftk

(3)画像をPDFに変換
ImageMagick(CUIツール)

$ convert image.jpg doc.pdf
$ convert *.jpg doc.pdf (複数の画像を一括変換)

image.jpg : 画像ファイル名
doc.pdf : 出力ファイル名

これはかなり便利です。

(4)パスワードを解除
pdfcrack

インストール(FC30の場合)
$ sudo dnf --refresh install pdfcrack

パスワード解析
$ pdfcrack -f locked.pdf

locked.pdf : 鍵のかかったPDFファイル

自分の設定したパスワードを忘れてしまった場合には、これを使う羽目に陥りますが、総当たり戦なので、長いと実質的には解析不能です。
私のマシンAMD E2-7110では、1秒間に34000回弱なので、5桁のパスワードでも相当気長に待たなければなりません。
10桁とか設定したらパソコンでは実質的には解析不能です(参考リンク)。

以上の内容の一部はWindowsでも利用できますが、この手のソフトはLinuxのほうが良いようです。


by mcap-cr | 2019-09-30 05:48 | コンピュータ関連 | Trackback | Comments(0)

空想してみる

どこかのまとめサイトのようなブログで、
『1千万円で、高校一年のときに戻してもらえ、現在の記憶も持っていけるとすると買うか?』
という雑談トピックがありました。

自分だったらどうかな?
空想のはなしだから実際にはありえませんが、考えてみました。
いまの記憶を持っていけるとしたら、少し覚えていけば大金持ちになれます。
バブル期の前に株を買っておき、バブルで売リ抜く。
ついでに空売りで一気に大金持ちです。
カラオケを特許登録すれば、それだけで何百億の収入があるかもしれません。
(パクリは後ろめたいがカラオケを発明した方は権利を登録せず全然報われていないので何となくお礼するとかすればいいか)
高校一年生のときは勉強の仕方もよく分かっていなかったので、いまの記憶を持っていければそこそこの成績にはなるでしょう(若い頭に戻ればの前提ですが)。
そこで、学業としては現在の自分より優れることができるはずです。
だとして、ではどういう道を歩むのか...
性格を考えてみると、高校生らしくないひねくれものになってるでしょう。
同級生とは話が合わないはずです。
浮いてしまった変な優等生...
あり得ない予言をする奴...

その後を想像すると、交友関係が全然違うことになります。
いまの知人とは全然違う道を歩むでしょう。

これっていいことなのか、悪いことなのか...
云ってみれば、試験でズルするようなものです。
答えを知って試験を受けるのであればそりゃいい点がとれるでしょう。
そしてその積み重ねの人生を歩むと。

想像では悪いことしか思い浮かびません。
こんなのが原実にあったらメチャメチャになるのでしょう。
と現実に返りました。
空想の世界は何でもありでいいですけどね。


by mcap-cr | 2019-09-29 06:59 | その他 | Trackback | Comments(0)

カレーをフォークで食う

昨日のブログ記事にある方からコメントを頂いていたのをシステムメールで見たのですが、ログインしても見付かりません。
ご本人が削除されたのかな?エキサイトブログはそういう仕様なのかもしれません。

私の自宅は秋葉原の外れからすぐのところにあります。
妻が留守のときは夕食をアキバで食べたりするのですが、いろいろ試した結果、自宅に一番近いジャン・カレーというカレー屋さんが何気に美味いと思うようになりました。
そこでベーシックなカレーを頂くのですが、ふつうはスプーンが付いてくるので、フォークをお願いしてもってきてもらいます。
カレーはスプーンで食す人が多いですが、自分はフォーク派です。
もともとは、日本ではフォークが使われていたという話もあるようですが、真偽の程は定かではありません。
でも、どうしてカレーにはスプーンなのか...
カレーが液体であるという認識なのでしょうか?
でもカレーはスープとは違います。
日本のカレーには米がセットになっており、米にも水分を吸われるので、粘性がかわります。
フォークではカレーの流体成分が流出してしまう...
なんていうことはありません。
これは試してみればわかります。
深皿の場合はフォークではたべにくいですが、それ以外は何の問題もありません。

こういうのは流体力学の問題としてよく見る例です。
たとえば、水泳の自由形で使われるクロール泳法。
手は、指と指の間を若干離しフォークのように形作ります。
そのほうが、水の抵抗が増えて推進力が増すからです。

カレーに戻ると、カレーの流体成分は、米粒の表面に層を形成し、流れにくくなるので、インドカレーのようにさらさらなものでも、フォークが十分に機能します。

そもそもカツカレーなんかスプーンじゃ食いにくいのですが、そういうことを指摘する人も見たことはありません。
くだらない話でもあるのですが、既成概念とか、思い込みで、これは駄目と否定してしまうのはどうか、と思いなんとなく書いてみました。


by mcap-cr | 2019-09-28 06:01 | その他 | Trackback | Comments(2)

エージング

大山さんのメールマガジンに部屋のエージングのことが書いてありました。
私も興味があることなので、書いてみたいと思います。

ふつうエージングが問題になるのはスピーカーシステムのような振動機器の場合でしょう。
スピーカー・ユニットには、変位する部分があります。
この変位が、空気を動かして音となるので、変位は直接音に影響します。
この変位は、駆動条件の他、素材の物性で決まるので、素材の物性が変われば変位が変わります。
素材の物性は、振動によって応力を与えられた結果、素材が疲労することで変わってきます。
素材によって、疲労する応力条件が違うので、実質的にはエージングしない部分があるスピーカー・ユニットも存在します(エッジはほぼ例外なくエージングするでしょう)。

一方、積極的に振動させる部分以外も物性の変化はあります。
例えばスピーカーシステムのエンクロージャーは、製造時に多かれ少なかれ無理やり変位させて組み立てます。
組み立ててしまうとそのまま変位が変わりません。
これを力学的には、『変位の拘束』といいます。
変位を拘束すると、経時的に応力が緩和されていきます(応力緩和)。
これが、エージングによる物性変化だと考えられています。
ちなみに、変位の拘束時の経時的応力緩和は、クリープと質的には同じですが、クリープは応力一定という条件で解析するので一応区別されています。

ただし、重要なのは、だからといって、どれだけ音に影響するのかは、解明されているとはいえないことです。
本当は耳で検知できるような違いは生じていないのかもしれません。
測定は可能なので、測定可能な変化が検知されるか興味がありますが、スピーカーユニットも使用しない状態で放置する必要があります。
だれかこういう実験やらないかな?

部屋についても確かにエージングを感じます。
新しいうちは、やたらと自分の声が反響して聞こえますが、1年くらい経つとわからなくなります。
家の場合は収容内容やレイアウトが変わるのでそれが原因だと思いますが、レイアウトや収容物を変えない試聴室でも変ると言うことは、何か変わったのでしょう。
あるいは、測定では分からない差かもしれませんが。
こういうのはどうもよくわかりません。
最初にデータをとっておけば違いがわかるのですけどね。
そこまでやろうという物理は多くないでしょう。

でも実際に残響時間がどう変わったのか気になるなあ。


by mcap-cr | 2019-09-27 07:00 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(6)

2019年オフ会 - (1-6)

前日自立支援施設に入所させたばかりの母は、翌日にはそこでの生活が無理と判定されてしまいました。
全然やる気がなくてぼうっとしていて、食事にも出てこないのだそうです。
自立は無理だと分かりましたが、要介護認定は出るのでしょうか?
隣にあるリハビリ施設に運んでもらいましたが、これからどうしようか途方に暮れています。
まだケアマネージャーも決まっていません。
どうしたらいいのか...

話はオフ会に戻ります。
最後は井形さんの作品です。
小さいほうが今年の新作、大きい方は昨年の作品のユニットを変えたものです。
詳細は、研究会のサイトをご参照ください(ミラーサイト)。
2019年オフ会 - (1-6)_a0246407_09550161.jpg
小さい方は、スロートを塩ビ管(円形断面)にしたバックロードホーンです。
私は以前からスロートを円形断面にすれば、効率が上がって、小型化できるのではないかと思っていましたがやっぱりそういうことのようです。
井形さんがやってくださったので、自分で試す必要がなくなりました。
ホーン長1mとちょっとでも低音はかなり下まで出ています。
長岡式とは結果として違う設計になっているようです。

Stereo1984年1月号に、『長岡鉄男 傑作スピーカー30 図面集』という付録があります。
そこからの抜粋です(4ページ、3段目)。

長岡 厳密に言えば、2mではホーンになっていないということもあるんですよ。
井形 別にホーンとして聞かなくても音がよけりゃいいわけですから。それだったら1mもあればできるんじゃないですか。

35年前の雑誌記事でした。
むむむ...やるな...

大きいほうはトリプルバスレフで、昨年は、OM-MF5を搭載していましたが、ご本人は失敗だと思ったそうです。
箱を捨てようかと思ったがとりあえず別のユニットに変えたら全然違う音になった、ということです。
井形さんも私と同じくOM-MF5の音をお好きでないようです。
好きな人がおおいのですけどね。
どうしてなんでしょう?

以上で第1回目は終了です。

今年の2回めは、10月26日なので、鳴らしたい方、ご参加ください。
まだ、人数に余裕があります。

by mcap-cr | 2019-09-26 05:09 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

2019年オフ会 - (1-5)

昨日は、母親を自立型支援施設に入れることができました。
自立型支援施設では、3度の食事をきっちりしなければいけません。
わがままを言えなくなります。
でも、個室はそこそこ広いし、食事は作らなくても出してくれるし、費用も安いし、で何も問題ありません。
食事の時間をきっちり合わせるとか、洗濯機を使うことが限られるとか、それ以外は自由です。
わがままを言わずにそこでの生活に慣れればいいだけです。
病院で王様のような生活に慣れてしまい、しばらくは私の自宅でも構ってもらっていたのがそうはいかなくなります。
集団生活に馴染めずに追い出されることのないよう祈ります。

話は変わって、オフ会は、いよいよ私の出番です。
9mm厚のサブロクラワン合板1枚を使い切り、カットする寸法を2つだけにして無駄なく間違いなくできるよう工夫したモデルです。
詳細は、研究会のサイトをご参照ください(ミラーサイト)。

2019年オフ会 - (1-5)_a0246407_09545285.jpg
無駄を最小限にする設計、MCAP-CRの最新の設計法、33Hzの法則、ソースの説明などをしてから開始しました。
33Hzピークのオルガンソース、32Hzピークのソースを再生、同じ32Hzピークのソースでダクトを10mm長いものに交換して再生というデモを行いましたが、32Hzは、33Hzとの違いが分からないという意見が主流でした。
やっぱり33Hzでいいのかな?
むしろ、40Hz以下の入っているソースなんか殆ど無いのだからそれ自体不要という声も...

その他は、大太鼓のチューニング周波数の違いなども説明してデモをしましたが、皆さん、わりと大きな違いではないと感じておられました。
私には大きな差なのですが、人によって感じ方が違うようです。

個人的な感想では、9mmでは音量を上げたときには振動が多く、それが音を濁すように感じました。
やっぱりこの寸法には15mm厚の板を使うほうがいいようです。
板厚の決め方には議論がありますが、厚くて重い材料を使うというのは間違っていないのだと思います。
メインにするときには、18mm厚のパイン材を使うのが良さそうです。


by mcap-cr | 2019-09-25 06:06 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

2019年オフ会 - (1-4)

穐山さんのシステムはちょっと変わっています。
2019年オフ会 - (1-4)_a0246407_09544377.jpg
この見事な仕上げの中に、ダブルバスレフのようなトリプルバスレフのようなチャンバーが入っています。
音はいいと思います。
マークのユニットのクセは残るものの、ユニット自体が昨年のものと違うのも効いているでしょう。

コンテストに出してみたいということで、皆さんの意見を募りました。
重要なことは、設計の方針が明確でわかりやすいことだろうと思います。
あと、工夫どころに全部わかりやすく明快な理由を付けるのが良いという意見が多かったと思います。
その中で吸音方法が話題になりました。
チャンバーが3つ、吸音材はどこにどのように入れるか、という課題です。
原作には吸音材が入っていません。
試しにタオルを3つ目のチャンバーに入れてみました。
おもったよりもずっと変わりました。
後面ダクトだし、3つ目のチャンバーということで、ほとんど効果はないだろうと思いましたがそういうことではないようです。
不思議ですね。
どうやって最終仕上げをされるのか楽しみです。

詳細は、研究会のサイトをご参照ください(ミラーサイト)。


by mcap-cr | 2019-09-24 05:36 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

オペラ『泣いた赤鬼』

今日は久しぶりにいまの職場に行きます。
母親の入院騒動でまったく職場に行けていませんでしたが、繁忙期でないのが幸いでした。
明日は母親がケアハウスに入所できる予定なので一息つけることを期待しています。


昨日は、東京文化会館小ホールで、オペラ『泣いた赤鬼』を聴きました。

台本・作曲・指揮 松井和彦
演出 久恒秀典
赤おに:宮里直樹 *第10回東京音楽コンクール声楽部門第2位〈最高位〉及び聴衆賞
青おに:岡昭宏 *第12回声楽部門第1位及び聴衆賞
木こり:龍進一郎 *第5回声楽部門入選
その娘:盛田麻央 *第12回声楽部門第2位
百姓:黄木透
その女房:八木寿子 *第9回声楽部門第1位
ナレーター:高橋薫子
ナビゲーター(プレトーク):朝岡聡

児童合唱&合奏:コロスわらんべ(ワークショップ参加児童)
ピアノ:服部容子
ヴァイオリン:岸本萌乃加 *第9回弦楽部門第1位
クラリネット:草野裕輝
打楽器:甘田一成、沓名大地、彌永和沙


どういうものか予備知識が無かったのですが、岡昭宏さんのバリトンが聴けるので、チケットを買いました。
チケットの購入が遅かったので、ステージに向かって右の端、通路の後側2列目でした。

この演目は、児童文学の泣いた赤鬼という作品に曲をつけてオペラ化したものです。
赤鬼が人間と仲良くしたいので、親友の青鬼が悪役を買って出て、赤鬼に退治されるという演出をした結果、赤鬼が人間と仲良くなります。
それと引き換えに、赤鬼と人間との間が悪くなるのを恐れて青鬼は隠れて旅に出てしまいます。
青鬼を訪ねた赤鬼が置き手紙を読んで泣くというはなしです。

オーケストラはシンプルで、上記の通りの若干名ですが、打楽器にはティンパニーや大太鼓、ドラなどもあり部分的には派手なところがあります。
弦楽器はヴァイオリンが1名だけ、この小さなオーケストラが、ステージからはみ出て正面左側に配置されます。
ステージは山と平面だけのシンプルな構成です。

オペラというよりはミュージカルに近いようですが、人間の生声で演じるところが大きく違います。
演劇のようでもあり、子供の頃に学校の授業の一環として演劇を見たことを思い出しました。

この企画は、東京音楽コンクールの入賞者の特典としての催しです。

歌手は、ちゃんとしたオペラ歌手なので、見事です。
児童向けの作品のようで、子どもたちも数十名出場し、子どもたちが歌う場面もあります。
子どもたちの声はきれいですね。

期待していた岡さんの場面がすくなかったのが残念ですが、他の方たちの熱唱も楽しめました。

また、こうした小さなオーケストラでも創意工夫で十分に演劇の音楽をつけられるというのも面白いところです。
前日には、大編成のロイヤル・オペラを聴いた後でしたが、これはこれで、別な世界として尊重するべきでしょう。
出演した子どもたちが音楽を好きになって音楽振興してくれればいいなと思いながら聴いていました。


by mcap-cr | 2019-09-23 05:53 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

ロイヤル・オペラのオテロ

前回の『ファウスト』の翌日の19日に母親が退院しました。
そこからすぐには行く場所がないので、いったん私の自宅で預かっています。
とは云っても次に行く施設での生活用品を買ったり、ほとんど歩けない母親を連れて銀行や役所をまわったり、てんやわんやです。
レンタカーを借りて対応しましたが、それでも、そこから出すのは大変なのでなるべく自動車に載せたまま、自動車から出すときは、行き先のすぐ手前の椅子のある場所で降ろして自分は駐車場に行き...本人は、自分のことばっかりで、何が大変なのかわかっていません。
こういう騒ぎになるまでは、わからなかったことをいろいろと学びました。
助かったのは、先日パスポートをとったことです。
高齢になると写真付き身分証明書がひとつもないということがあり得ます。
私の母親もその例で、写真付きの身分証明書がないために、マイナンバーカードをつくれずにいました。
パスポートについては頑張って書類を揃えて何とかつくれ、それで事なきを得ましたが、5年で失効するので、10年にしておけば良かったと後悔しています。
パスポートが失効しないうちにマイナンバーカードを作らなければいけません。
そうしないと、写真付きの身分証明書がなくなって、どこのだれだか証明できない状態に陥ります。
いちばんいいのは、マイナンバーカードで、これがあれば大抵の手続きができて便利です。
たとえば、定期預金を解約するのには、マイナンバーが必要です。
それがわからなかったので、結局、役所までマイナンバー付きの住民票を取りに行くことになりました。
本人が駐車場から出ないので、委任状を作って手続きすると、マイナンバーが入った住民票は、代理人には渡せないから、本人の居住地に郵送すると言われました。
『本人を隣の駐車場から連れてくるから30分待ってください』というと、役所の人が駐車場まで来て確認してくれましたが。
そのときもパスポートが必要になりました。
パスポートのお陰で助かった...
年老いたら元気なうちに対策しておかないとダメです。
マイナンバーカードは絶対に作ること、これが基本原則です。

前置きが長くなりました。
ロイヤル・オペラの公演は、今回は、ヴェルディの『オテロ』です。
主なキャストは、
オテロ:グレゴリー・クンデ
デズデモナ:フラチュヒ・バセンツ
ヤーゴ:ジェラルド・フィンリー

指揮:アントニオ・パッパーノ
でした。

私は、ヴェルディのオペラは何となく知ってはいますが、そんなに好んで聴くほうではありません。
どちらかというと、生で何回か集中して聞きましたが、オーディオ装置で聴くことはそんなに多くはないといったところです。
名まで聴くと素晴らしいのですが、オーディオ装置ではさほど聴きたくならない不思議な作品だと思います。
『オテロ』は、生で聴くのは今回が初めてです。
あらすじも知りませんでした。

最初は、戦いに勝利するところから始まります。
暗雲立ち込めて絶叫の演奏、大太鼓は終始ドロドロと鳴り続け、悪い予感を示していきます。
この冒頭の部分だけで、どうして自分がオーディオ装置ではあまり聴かないかその理由が分かりました。
大太鼓の基音は33Hz前後です。
これをちゃんと聞こうと思えば、それなりの音量で再生しなければなりません。
ながらで聴くのでは、作品の本質は分かりません。
思い起こしてみれば、生で聴いたヴェルディの作品の多くは、こういう劇的なものでした。
これをながらで聴くというのは全然別の音楽を聞いているようなものです。
やはり、生でしっかり聴くことが大切です。

話はどんどん展開していって、ヤーゴの悪巧みになります。
オテロも簡単にヤーゴに騙されて妻のデズデモナを裏切ります。

最後は、オテロがデズデモナを殺し、悪巧みの顛末を知って自害して終了します。

舞台装置は、『ファウスト』とは違って、最低限です。
最低限で物語を全て表現するよう工夫されています。
相変わらず、オーケストラは見事です。
ロイヤル・オペラのオーケストラは、中音弦が美しいのが印象的です。
私は、昨年の東京音楽コンクールを聴いて以来、ヴィオラに注目するようになったので、オーケストラでは中音弦を楽しめるようになりました。
中音弦が美しいと、音楽が美しく爽やかに感じます。
『オテロ』では、この特徴が出にくい感じでしたが、『ファウスト』のときは、中音弦が音楽を効果的に引き立てていました。

主なキャストも見事。
デズデモナを演じたフラチュヒ・バセンツには、『ファウスト』のマルグリート役も演じてほしいと思いました。
マルグリートはデズデモナよりも出番が長く負担が大きい役どころなので、もっと特徴を引き出せるでしょう。

ヴェルディの音楽は、いいとは思うものの、別な表現もありそうだ、という気持ちを残してくれます。
スピーカー工作の長岡式マジックと同じく、もっと良くなりそうだという部分を残すところで視聴者の想像力を掻き立てるよう作品を作っているように思います。
グノーの曲は、そういう部分がなく、他のどこを変えても良くはならないという印象を与えてくれます。
ヴェルディは、暗いドロドロ感を強く与え、曇り空と雨・嵐のなかにかすかに日が射す部分がある感じです。
グノーは、ドーンとダメージを与えるなかに、明るい部分やコミカルな部分を残し、最終的には天の光が射してくる終わり方でした(演奏者によっては、『ファウスト』の最後の何小節かを省略して暗く終わる)。

いずれにしても、アントニオ・パッパーノの指揮は素人の私にも、楽曲の本質を表現したと強く感じさせる見事なものでした。
演出も、変なところで拍手が入らないよう工夫したものでした。
いずれの曲も、最後の最後の音がなくなるまで誰も拍手できない、こういう演出と演奏はなかなかできるものではありません。
曲が終わる前に拍手が入ってぶち壊されるのが耐えられないのでしょう。
やっぱりロイヤル・オペラは凄い。
歌劇場にも有名処は多くありますが、自分が聴いた範囲内では、ウィーンと並んでトップに入るオペラ座だと思います。

母親の入院や世話で気持ちがぐちゃぐちゃでしたが、自分の気持ちに救いを与えてくれたロイヤル・オペラでした。


by mcap-cr | 2019-09-22 07:34 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

2019年オフ会 - (1-3)

次は加藤さんの二部構成です。
最初のメインは、FE108Σ+5HH10でコンデンサの容量を変えて試験します。
2019年オフ会 - (1-3) _a0246407_09541107.jpg
2019年オフ会 - (1-3) _a0246407_09541831.jpg
雑誌の記事では、0.68μFくらいが良さそうだとのことでしたが、ちょっと大きかったように感じました。
0.47でもまだ大きい感じで、こういうのはやってみなければわからないのでしょう。
メーカーが変わると容量の誤差もあるし、規定の容量の測定方法がこの使い方に適合していないのかもしれません。
この程度の容量のフィルムコンデンサだったら数十円からあるのでそういうのも試してみたらいいのかもしれません。
このシステムのもうひとつのポイントは、コネクタ端子です。
これは便利で使えます。
もうひとつは、マークオーディオの市販ユニットを使ったシステムです。
2019年オフ会 - (1-3) _a0246407_09542971.jpg
中央の白いタイコがサブウーファーになっており、出力を調整できるようになっています。

全部つなげて鳴らしてもやっぱり悪くない感じに鳴るのはオーディオシステムのよくわからない部分です。


by mcap-cr | 2019-09-21 07:58 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


by MCAP-CR
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る