2011年 12月 29日
離散フーリエ変換
正弦波入力に対する応答を求め、その後、ランダム波入力に対する応答の計算まで出来たところで、それを周波数分析(FFT分析)しようとしたところで詰まっていた。
GPLライセンスのFFTWサブルーチンを利用したいと考え試行錯誤していた。
最初にFFTWを使える状態にするのに悩んだら、結局OpenSUSEのソフトウェア管理機能を使ってインストールできることが分かった。何だ...ここまで1週間
次に、入力データの読込ませ方法が分からない。C言語の基本が分かっていないので、メモリ管理方法から勉強し直して結局何だか分かったような分からないような...
直接的に解説してあるページを発見したが、Visual C++を使っているのでそのままは使えない。悩んだが結局何とか計算実行出きるようになった。更に1週間。
計算結果を眺めていても解釈に詰まる。計算結果が正しいか正しくないか分からない。
悩んだ末に、定義通りやってみようかと思い立った。
FFTは面倒だが、DFT(離散フーリエ変換)の定義式は大したことないことに気付いた。自分の研究程度の分量なら実行速度の遅いDFTでも十分か?と思い、一からプログラムを書いてみた。たったの2時間で完成。FFTWの実行結果と十分に一致していた(細かい桁には多少の違いはあるが)。計算は一瞬で終わった。この場合に限れば、実質的にはFFTWを使うより速い。中身が分かっているので、計算結果の出力方法も思い通りだ。
しかし、各ポイントには、正の値だけでなく負の値もある。また、当然ながら、定義通り虚数項もある。
さて、問題は、どうやってこの結果を周波数特性にするのか???
2011年 12月 29日
ホールで聞く生の音
長井充さんのことは不勉強で知らなかったが自分の母親と同い年であることを知った(どうでもいいか)。
前半では、少し指の衰えを感じるところがあったが、後半は見事に巻き返した。
小ホールは日本の演奏会場としては小ぶりだが、それでも、欧州の小都市にあるオペラ劇場と同じ位の収容人員がありそうだ。幸いにも全席自由席で、多少の空きがあったので、前半と後半とで座席をがらっと変えて聞くことが出来た。
前半は、ステージに向かって右側最前列、ピアノまでの距離は2メートルと少しといったところだった。ピアノの音はきつく感じるかと思ったが意外にもなめらかできれいな音だった。恐らく、ピアノ演奏を録音するときにマイクを置く位置に相当するようなところで聞いたのだろうか。
演奏会ではいつも感じるのだが、オーディオではこの音は再現できない。自分のオーディオでという断り書きが付くのではなく、何千万円、何億円の装置でも無理な話と思う。本物とオーディオ装置との差は歴然としていて、それと比べると自分の装置と超高級装置との差など無きに等しいかもしれない。自分が音を評価する際のリファレンスはあくまでも生の音なので、上記の理由により超高級オーディオなど所有欲が沸かない。そんなカネがあったら、ウィーンやパリなどに何度も聞きに行ったほうがよいと思う。実際に、自分の場合、オーディオへの投資金額より、海外旅行に投資する金額のほうがはるか高い。
後半は座席を最後列から2列目に変更した。最前列ではピアノの音はなめらかで美しかったが、この席では、少しざらついて感じた。高音は低音より距離による減衰が大きいはずなのでもっと大人しい音に感じるかと思ったらむしろ逆に感じた。高音が強いほうがなめらかに感じるのだろうか。そう云えばオーディオマニアで医師だった義父は、高音がしっかり出るほうが音が柔らかく感じると言っていたっけ。
実際の演奏会では、座席によってこうも音が違うのだから、オーディオの音の差を云々するのはどうなのだろうか。オーディオの枠の中だけでオーディオを語ることの多い現状には疑問を感じる。
また、生の音が存在しない音楽ソースもある。ポップス系の録音は、エンジニアが徹底的にいじっているし、それが前提なので、誰も正しい再生音を知らない。だからこういうものは、録音エンジニアか、演奏している人がいいと云えばそれが最高の再生音なのだと思う。原音再生と云ったって無理な話なので、聞いている人が良ければそれでいいのだ。
クラシック系のソースには、原音にかなり近いものが記録されていそうに感じるものがある。1970年代には、結構録音をいじるのがはやったようだが、おおむね90年以降は、改善されているように感じる。50年代、60年代の米国の録音には素晴らしいものが多いと思う。こういうものを聞くと、それなりにオーディオに投資する意義を感じる。とは云っても、アラブの富豪ほどの金持ちにならなければ、ン百万円、千万円の投資をする気にはなれない。生のほうが圧倒的にいい。
自分にはほどほどが合っている。
2011年 12月 27日
粋なプレゼント
OpenSUSEというLinux OSを使用すると、設定にもよるのだが、大抵は、GRUBというOS選択プログラムが起動する。12月に入ってから、この画面が時々クリスマスバージョンになる。24日以降は、毎回クリスマスバージョンでの起動だった。いつまで続くか分からないが、こういう画面を見ると嬉しくなる。
Linuxは、商用のWindowsとは違ってこのような遊び心に満ちている。Windowsではこう粋なプレゼントは貰うことができない。
今、脱Windows化を進めている。Windowsと比較してLinuxの優位点が分かってきた。
プログラミング環境
- Windows → 方言が多く、汎用性がない
- Linux → 汎用性が命である
アプリケーション
- Microsoftのアプリケーションが必須になっている。ブラウザの仕様まで勝手に変えられて恐ろしい。
- Open Document Formatを享受できる。Libre Office等無償のソフトで世界標準フォーマットを使える。Open Document Formatで作ったマクロプログラムはWindows環境でも動作する。
こうやって見ていると、Windowsって『ちょっと見ていって。便利だから。』と云われて経験してみると、いつのまにか抜けられなくなっている泥沼や蟻地獄のようで怖い。付かず離れず上手に付き合っていかないとシャブ漬けならぬWindows漬けになってしまいそうだ。
プログラミングをやってみると、プログラムがずっと使えるかどうかが気になるようになる。Visualナントカでプログラムを作っても、次のバージョンアップで使えなくなるかもしれないし、そのうえ、プログラムの本体部分は、他のシステムには移植出来ない。そこでしか使えない仕様になっているのである。
2011年 12月 27日
ガラパゴスの会???
ガラパゴスは地名だが、他種に交わらない環境で独自に進化したことの比喩に使われている。
自分の場合、20年以上もの間、周囲にオーディオ仲間が居なかった。この間は、オーディオと云えば長岡鉄男さんの記事を読んで知識を吸収するくらいの状態が続いていた。他の評論家の記事を読んでも面白いと思わなかったし、新製品が出るごとに買い換えるのもどうかと感じるようになっていた。
自分は天邪鬼なので、他の人がやっていることをそのままコピーするのが嫌である。結局は、自己責任の元、自分の思うようにやってきた。経験や感覚だけではなく理詰めでやるのは面白いと思う。
そんな訳で、他人に頼らず自分で工夫するようになって、その結果として並列配置小部屋構造型スピーカー再生装置MCAP-CRや一般化した多自由度バスレフ型が生まれた。Oさんの多重共鳴管もそうして生まれた方式である。
スピーカー再生技術研究会でも自称ガラパゴスの会派を作ろうかな?ひょっとすると殆どがガラパゴス会派だったりして。
ガラパゴス万歳!
2011年 12月 26日
Stereo1月号をもう1冊購入
大山さんのメルマガで、品不足になっているとの情報があったが、神保町の東京堂書店では、まだまだ在庫があった。
2台目のアンプは、AccuphaseのC-2000の2系統目に接続し、別なスピーカーシステムをドライブしている。
このアンプは、そのまま使用できて便利だと思う。ケースを付ける選択肢もあるのだが、本体以上にコストをかけるのは本末転倒になってしまうかもしれない。しばらくはこのまま使おうと思う。
このアンプは、価格からしては上等な音がする。もちろん細やかさを求めるのなら上等なアナログアンプのほうが良いが、殆どの場合、このままで文句が出ることはないと思う。低域も十分再生できるので、相当なパワーを必要としない限り十分な性能と思う。
雑誌のほうは殆ど読まないので自分にとって無用な付録は本体であった。
神保町に寄るためにお茶の水を歩いていたら、オーディオユニオンを見かけた。中学・高校の頃は、オーディオユニオンの千葉店に時々立ち寄っていたのを思い出した。最近は高級オーディオに興味が無くなったのでオーディオ店に立ち寄ろうと思わなくなっている自分に気付いたのだった。
やはりStereo誌の付録で十分か。

