人気ブログランキング | 話題のタグを見る

はこにわオーディオ工学研究分科会 (旧名: バスレフ研究所)

F100A228-1 (3)

しばらくの間、センターキャップに水性アクリルニスをコーティングしたF100A228-1 を聴いていました。
センターキャップにコーティングするだけで、これほど変わるとは思いませんでした。
本格的なMCAP-CRのように低音を絞り出す箱に入れたらかなり満足度が上がるでしょう。
長岡式の愛好者にはお馴染みの、前に出てくる音という感じです。
センターキャップにコーティングする前は、前に出てくるというよりも、煩くてどうしようもない音だったのですが、たったこれだけでこんなに変わるのかというほどの変化を感じます。
現在は、VU125の筒に入れて使用しており、現状では低音は出せていませんが、これが変われば、低音を持ち上げてバランスをとることができます。
この状態では、前に出る音、高域勝ちの感じで、ユニットを無対策で使用した場合には、やかましかった中高域の角がとれてまろやかになりかけた感じでしかありません。
これにこのユニット本来の軽やかな低音を加算できれば、全体的にバランスがとれて、スカッとした勢いの良い音になるでしょう。
このジャンク価格のユニットを使って、そういう本格的なシステムを作りたくなってきました。

# by mcap-cr | 2022-05-09 07:12 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

F100A228-1 (2)

昨日は、F100A228-1にタオルを掛けたところでブログ記事を終えました。
そこで、考えました。
ここまで音が酷いなら不可逆的に改造してもいいのではないのかと。
正直云ってこのユニットを改造せずに使うには、かなり我慢する必要があります。
我慢してまで使うくらいなら、改造失敗して捨ててもいい。
ということで、ワシンの水性ニス(アクリル)をセンターキャップにコーティングしてみました。
100円ショップで購入した水彩絵の具用の細い筆で、センターキャップに3度塗りしました。
乾燥後はこんな感じです。
F100A228-1 (2)_a0246407_07102233.jpg
見た目はかなり良くなった?
触るとヘニャヘニャだったときとは違って結構しっかりしています。
これで音を聴いてみると、なんと!
マシになってる。
満足には程遠いですが、マシになっています。
びっくりです。
ひょっとすると、高域がひどくて使えないユニットは、この手で使えるようになっていくのではないか?

このユニットも、箱の工夫で低音を引き出せれば、この状態なら使える音になるかもしれません。
長岡先生のスワンとか使っている人は、これで、そこそこ代用可能かも(無責任)。

# by mcap-cr | 2022-05-08 07:25 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

F100A228-1

周回遅れになりますが、秋月電子で1本500円のF100A228-1を使ってみました。
F100A228-1_a0246407_09500250.jpg
このユニット、マグネットが直径90mmもあり、重く立派ですが、ウェブ上での評判は良くありません。
さて、どんな音がするか?
ベートーヴェンの交響曲第一番を聴いてみました。
アチャー!
こりゃダメだ。
中高域が煩すぎて音が安っぽい。
強力型の出来損ないがこんな音なのだろうと思います。
Fostex FEの劣化版、そんなことを想像すればだいたい当たっているかもしれません。
まあ、せっかく買った貴重なジャンクっぽい品ですから、遊ばない手はありません。
まずは、センターキャップにマスキングテープを貼ってみる。
ほぼ効果がありません。
マスキングテープを剥がすときに気付きましたが、センターキャップはかなり薄手のポリプロピレンのように感じました。
これでは、ヴォイスコイルの隙間から強烈な高域がダダ漏れでしょう。
ということで、これをどうするか?
自分の性分として、手を掛けすぎるのは嫌です。
そんなに手を掛けるくらいなら捨ててしまう。
その程度で使えるレベルにならなければ、自分としての評価はダメダメです。
最初に考えたのは、センターキャップにポリウレタンコーティングをしてしまうこと。
こう書くと難しそうですが、簡単に云えば、水性塗料を塗ってしまうだけです。
しかし...これは、不可逆改造になるので、元に戻せません。
そういうのはやっぱり後回しだろうなあ。

次に、タオルを前面に垂らしてみました。
これはちょっといいかも、でも中高域のやかましさは、まだ残ります。
しかも、さらに高域のいいところはすっかり無くなってしまう。
これはちょっとどうかなあ。
ツィータを付ける前提にして、タオルを増やすか?
そこまでして聴きたい音ではありません。

気を取り直して弦楽四重奏曲を聴いてみる。
嫌な音だなあ...

ここまでやってやかましい音だとセンターキャップにコーティングしたくらいでは、手も足も出ないでしょう。
こういうのは、複数手段の組合せで作戦を練るしかありません。

ゆっくり考えますか。

# by mcap-cr | 2022-05-07 10:22 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(1)

いまさらですが

今日は連休でもなく普通の日なのでお休みではありません。

オフ会のことなど考えていたら、音の良し悪しを論じること自体の意義を見失ってしまいました。
音が多少違っても音楽を聴くという意味では大差ありません。
生の演奏会だって、せまいサロンで聴くのと、音響の良いホールで聴くのでは随分違います。
オーディオの場合は、録音を聴くので元の条件は同じですが、そこに聞く部屋の音響が加算されてしまうので、オリジナルの音とはずいぶんと変わってしまいます。
ですから、装置の違いであーだこーだ云っても、そんなのは誤差範囲なのかもしれません。

こういうことを突き詰めていくと、オーディオの場合、最低限の条件をクリアすれば、あとは、聴く側の思いや知識や心掛けなど、聴く側で決まるのかもしれません。
では、最低限がどこかといえば、それこそが難題となりそうです。

むかし、加銅鉄平さんという人が、原寸大の音圧が再生可能とか、周波数特性がフラットとか、いろいろ条件を書いていました。
しかし、原寸大の音圧は、耳を近付ければ可能だし、周波数特性も耳を近付ければ部屋の影響が小さいので、フラットにするのは難しいことではありません。
なにしろ、いまでは、ソフトウェアでイコライジングが可能なのですから。
そうしてしまうと、もはやオーディオの条件そのものがあやふやとなって、共通の基準が無くなっていくので、結局唯我独尊の趣味となり、浮世からは遠い常世の趣味のようになってしまいます。
それが悪いわけではありませんが、あまり一般に対する説得力がないし、変人の趣味のようでもあるし、何か、『私の趣味はオーディオです』というのが憚られる事態になってしまうかもしれません。

オーディオ趣味を健全にするにはいったい何をすればよいのか?

# by mcap-cr | 2022-05-06 12:40 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

スピーカー再生技術研究会への思い

スピーカー再生技術研究会は、始めてからもう10年ほどになります。
どうしてこんなのを始めたかというと、会場を借りるのに、団体登録が必要だったから。
じゃあ会場が借りられるなら団体登録しなくてもいいのか?
というとそうでもありません。

どうして、こんな名称の団体にしたか?
それは、それまでのオーディオのあり方に対するアンチテーゼでもありました。

高価→有り難い
高級ブランド→有り難い
評論家の推薦→有り難い
理屈→よくわからない

高価になればなるほど、根拠がはっきりしない。
高級輸入オーディオには、そんなのが多かった。

ダイナミック型のスピーカーシステムにおいては、振動板以外に何が進歩したのか?
箱なんか全然進歩していませんでした。
バスレフにしたって、結局、経験式から始めて、試聴して、とりあえずバスレフ箱の一丁上がり、みたいなスピーカー製品が主流だと思います。
多自由度バスレフなんか、ずっと前から考えはあったはずですが、メーカーでさえまともに研究しなかった(多分今でもしていない)。
自作ユニットを販売している某社でさえ箱の理屈なんか素人プラス程度しか知らない。
オーディオなんか、個人の趣味、そこには技術的理屈なんか要らないし、儲かればいい、どうせユーザーなんか、高ければ有難がるだけだから、ブランディングしてしまえばおけー、特に高級輸入ブランドなんかには、そんな考えが透けて見えました。

そういうものに対するアンチテーゼが、研究会の存在意義に込められています。

所詮趣味の世界なので、個人個人がどんな(カネの)使い方をしても自由です。
しかし、自分の命なんかいずれは無くなる。
オーディオ趣味ってのは、やたらとカネがかかって、素人には手が出せない。
そんな状況からオーディオ趣味を解放するには、既存オーディオの逆をすればいい。

コストは極限まで下げる
効果については不確かさを超える部分だけを扱う
科学的に分かる理屈にする(できるだけ数値化する)
全部公開する

これが、既存オーディオに欠けている部分だと思っています。

いい音なんか個人の思い込みがほとんど。
美音なんか糞喰らえ。

こういうのを排除していくと、結局は、ほとんどが、部屋に帰結していきます。
防音室を作ったり、演奏会ができるくらいの巨大リスニングルームを作ったりする超弩級の趣味を除けば、オーディオ趣味にはコストなんかかかりません。
ふつうの部屋に高級オーディオをセットしたって、アナログオーディオを除けば効果なんかほとんどありません。

オフ会は、自動車で機材を運べないところで実施するので、必然的に、システムは小さくなります。
そんな小さなシステムで、あれあれ、というような音が出る。
そういうのを一度経験すれば、もういままでのオーディオの世界には戻れません。

# by mcap-cr | 2022-05-05 09:32 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。
by MCAP-CR
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

最新の記事

何度も聴いて新しい発見
at 2022-06-25 16:34
自分の装置基準
at 2022-06-23 12:22
背中を見せる
at 2022-06-21 06:33
音源メディア
at 2022-06-21 06:30
ドミンゴは流石
at 2022-06-20 06:23
"サウンド変換"ソフトのバグか?
at 2022-06-19 10:43
パソコンのメンテナンス
at 2022-06-16 12:36
久しぶりにCDリッピング
at 2022-06-15 06:19
脳内補正
at 2022-06-14 06:23
まとめて聴くものではない
at 2022-06-13 06:21
パソコンの環境整備
at 2022-06-12 08:47
淡い期待が尽きる
at 2022-06-10 06:27
iPhone 壊れる
at 2022-06-08 06:40
オーディオ趣味の二極化
at 2022-06-08 06:39
小型コンピュータの修理(2)
at 2022-06-07 06:20
ケンプの録音を聴く
at 2022-06-06 06:18
小型パソコンの修理??
at 2022-06-05 16:01
回転ムラが気になる...
at 2022-05-31 06:23
またチケット買う
at 2022-05-30 06:07
貧乏暇なし...
at 2022-05-29 14:50

以前の記事

2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月

最新のコメント

> muukuさん ピ..
by mcap-cr at 16:09
ピアノロールはオンオフで..
by muuku at 13:54
> muukuさん 以..
by mcap-cr at 10:53
車田さんの電子ピアノの話..
by muuku at 09:56
> rokuさん ご紹..
by mcap-cr at 12:23
>ひょっとしたら、自分が..
by roku at 07:38
> tincanさん ..
by mcap-cr at 12:43
キビシィー、ポスターの写..
by tincan at 11:23
> muukuさん い..
by mcap-cr at 12:13
> grigriさん ..
by mcap-cr at 12:07

最新のトラックバック

島谷技研
from 島谷技研
musica
from musica
明日9/24(月祝)はス..
from 集まれ塩ビ管スピーカー主宰 ..
美しい美宮殿装飾と世界屈..
from dezire_photo &..
年末自作スピーカー系イベント
from 集まれ塩ビ管スピーカー主宰 ..
究極の愛を描いたワーグナ..
from dezire_photo &..
光と色彩を愛し生きる喜び..
from dezire_photo &..
新国立劇場バレエ団のソリ..
from dezire_photo &..
ダンテの『神曲』 ”地獄..
from dezire_photo &..
日本初公開のルノワール絵..
from dezire_photo &..

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧

イラスト:まるめな